「見えない資産」の大国・日本 中国、アメリカにはない強みとは/日下 公人
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世界最高品質“メイド・イン・ジャパン”の理由が解る本です。日本人が当たり前にしていることが、欧米人にはできないらしい。
(当然、チャイナやコリアにも真似できません)
道徳によって培われた「目に見えないもの」が日本企業の重要な資産であり、チャイナやアメリカにはない強みだと書かれています。
チャイナやアメリカの従業員が真似できないこととは、「礼儀正しい」、「弱者をいたわる」、「他人に迷惑をかけない」、「自分の功を誇らない」、「他人の悪口を言わない」、「何かをやるときは精根を尽くす」などなど。
この本で書かれている日本人の良いところは、会津藩校「日新館」で繰り返し教え込まれたという「什の掟」にもでてきます。
一 年長者の言うことに背いてはなりませぬ
二 年長者にはお辞儀をしなけれはばなりませぬ
三 虚言を言うことはなりませぬ
四 卑怯な振舞をしてはなりませぬ
五 弱い者をいぢめてはなりませぬ
六 戸外で物を食べてはなりませぬ
七 戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ
ならぬことはならぬものです。
江戸時代の武士道教育が、現代のビジネスの「見えない資産」につながっていたということです。
ついでに言うなら、民主党の支持母体である「日本教職員組合(にっきょうそ)」は真逆の教育をしています・・・