最近の訪問者さんのアクセス先をみますと、
PCオーディオ関連が多いです。
自作PCにチャレンジしてみたいかも?みたいな?意欲ある人もいらっしゃいました。
でもなんだか自作PCは敷居が高いと感じられるようです。
Windowsの自作PCの情報はググれば出てくるので
敢えて紹介することはしませんが、オーディオ向けに少し振った
PCを組み立ててみたいと思います。
でも、使い古して引退していたパソコンの・・・焼き直しです(^^;
(故障していませんが古いので引退。壊れてからの交換は何かと大変過ぎるので問題ないうちに引退させます。)
5~6年前かな?
第2世代 Core i7 プロセッサー 2600K LGA1155 です。
古いパソコンはどこが壊れるかというと・・・
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1.記憶域(ハードディスクとかSSD)
2.マザーボード
3.電源
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です。壊れるといってもすぐに使用不能になる訳でもなく
静かに劣化が進行する感じです。目に見えない性能の劣化。
ですので、長く使いたい場合はこれらを新品に交換することが必要です。
その一方でCPUやメモリが、
使っている最中に故障した経験は、今のところありません。
↓買いました。
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1.SSD (M.2のSATA WDの480G) マウンタとあわせて¥9,000くらい
第2世代ともなると・・・まだNVMeなスロットはマザーボードにありませんので
仕方なくSATAです。右に映っているのはメモリースロットにSSDを配置する
ためのマウンターです。
2.B75チップセットマザー ¥10,178
3.Nipron製電源 HPCSA-700P-E2S ¥33,030
出力ハーネス別売り +2千円くらい
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買ってから分かった・・・約¥55,000。安くない。
それでもCPUやメモリーやケースなどは流用しているので全部買い替えよりはマシ?
あ、ハードディスクも引っ越しさせました。3T.B.。
古いPCはバラバラにして・・・お掃除からです。
①お掃除
②CPU換装など
マザーボードにマニュアルが付属するので安心してください。
熱伝導グリスを塗ったところです。メモリーも装着。
このあと、CPUクーラーを装着します。
③バックパネルのフィッティング
マザーボードには背面のコネクター類のためのバックパネルが付属してきます。
これの取り付けはちょっとコツがいるのでそこだけ紹介。
袋から出してよくみると、マザーボードのコネクタ部に電気的に接触させるために
板バネのように突き出した突起が幾つもあります。
これをちゃんとコネクタ部に接触させるように取り付けるのです。
できました↓
④マザーボード取り付け
気をつけるのは、真鍮のスペーサーの数と場所です。
マザボードによって位置が若干違うので修正が必要です。
この確認を怠ると、マザーボードの裏面にスペーサーが接触してショートします。
(実際にはショートした場合は安全回路が働いて電源が入らない現象が起きます。私はこれが分からず強制的に (短絡保護が無いクラシックな電源に交換して) 電源入れて・・・大電流により、電源の2次側のビニール被覆がデロデロに溶けました。臭かったです・・・。そのクラシックな電源、短絡保護どころか過電流保護も無いとは驚き。)
で、マザーボードとケースを合わせてみました。
黄色い丸で示した箇所が、真鍮のスペーサーがありません。
追加でスペーサーを取り付けます。
今度はばっちり、穴とスペーサーの位置が合いました。
見て分かるとおり、マザーボードの穴の周りにはハンダが盛られて
スペーサーを通してケースと導通させル設計になっています。
⑤電源SW・リセットSW・LEDランプ接続
ケースをお掃除のところでみたフロントパネルの配線はここに接続します。
文字が小さくて見にくいですが、頑張ります。
⑥電源取り付け・配線
電源ユニットからの出力ハーネスはこのマザーでは3種使いました。
⑦SSD取り付け
⑧拡張ボード増設
PCオーディオらしく? LANにはINTELを採用します。
CPU負荷が少なくてマザーボードに標準搭載のRealtekよりも性能が上?です。
USBも専用カードを装着します。これでUSBコントローラチップからUSBポート
までの距離が最短化できます。これをしないと、USBケーブルに投資する意味が薄れます。
USBチップは、ルネサス(Renesas Electronics)製です。
⑨Windows10インストール
作成したUSBから起動して放置するだけでした。ドライバーを探して適用するという作業は・・・ありませんでした。時代は進んでいます。
電源プランは「高パフォーマンス」にしておきます。この方が音が良いかもかも。
あと「高速スタートアップ」は絶対にオフです。碌なことがありません。
⑩BIOS設定
SpeedStepTechnologyは「無効」にしておきます。
あまりクロックを変動させたくないので。
不要なデバイスはことごとく「無効」にします。
オンボードのサウンドデバイスもそうですし、RealtekのLANもそうです。
シリアルもパラレルもこのご時世に使うことはありませんので 「無効」。
⑪音出し確認etc
USBDACを使用する場合、USBDACはそのUSBを独占利用できるべです。
DACと外付けHDDと同居させるのは帯域を奪い合うので最悪です。
デバイスマネージャーから確認します。(先の、ルネサスのUSBカードに、DACだけは繋いでおれば確認するまでもないのですが、それができない人のために。)
大丈夫そうです。ルネサスの配下にはUSB Audio Deviceだけ。
(よくわかりませんが、DACを接続すると勝手に「USB入力デバイス」が一緒に認識されます。おそらく気にしなくていいと思います。)
いま、Audirvana で音出ししていますが・・・まだ満足とはいきません。
やっぱりゲーミングマザーの方が音が良かったか???
でも相手が新品なのでそのうちこなれてくるかもです。
DACも久しぶりに叩き起こしたばかりだし・・・。
完成してWindows10で生まれ変わったPCはこちら↓。
姿は変わりません・・・当たり前か
お気に入りの Audirvana での再生~♪