機動戦士ガンダムSEED FREEDOM 観てきました!(ネタバレあり) | ガンプラ ギルビジョン

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ガンプラのブログです(^^)

自分の作ったガンプラを紹介して、そのモビルスーツに対する僕の思いを、自分勝手な『ギルビジョン』を通してつづります(^_^;

気軽な気持ちで、眺めていただけたら、幸いに思います(^^)



劇場版
「機動戦士ガンダム SEED FREEDOM」
観てきました\(^^)/!

※以下は、ネタバレを含みますので、まだ観てない方は、この記事を見ないでくださいね。













今日まで、ネタバレ情報を、可能な限り封印していたので、
公開日の1月26日からこの1週間、本当に長かったです(︎^_^;

検索したくてしたくて、たまらない気持ちをを、グッとこらえての1週間。

その甲斐あって!

たくさん驚き、興奮できましたよ(^_^)

まず……



やはりこれですよね!

ゲルググとギャンが出てくるのに、ズゴックは出ないんだ、出てきて欲しかったなー
なんて、
実際に言っていたら!

本当に出た!!

しかも、キラの絶体絶命のピンチに!!

乗っているのがアスランなことも驚きました!

あのポーズもとってくれたし(^_^)

序盤の、「悪霊が出る、ケルピーが出る」とか言ってたのは伏線?ズゴックのこと言ってたのかなあ??


入場特典でいただいた冊子、上映前に見なくて、本当に良かったです(︎^_^;




「あなたの中に私はいますか」

ズゴックの中には!
なんと!
インフィニットジャスティスがいました!!

びっくり仰天!!

戦闘中、ブラックナイトのシュラに、心を読まれそうになったタイミングで!

カガリのお色気シーンを想像したアスラン!

「貴様!戦闘中になんてハレンチな!!」

笑いこらえるの大変!

そして
最後は、なんと!

頭のツノからビームサーベル!!

本当に、ビックリドッキリメカでした!

……シュラのブラックナイトとアスランのインフィニットジャスティスの戦闘シーン……

あれは、アスランの操縦と、地球からのカガリの遠隔操縦を、タイミングをみて切り替えていた、という解釈で良いんですよね??


……


お次は

やっぱり


デスティニーガンダムSPECII!

今回の映画、ぜひシンに活躍して欲しい、と、ずっと思っていました!

ガンダムSEED DESTINYで終わったら、シンがあまりにも可哀想!

それにあれは

デスティニーガンダムの描かれ方も、完全に悪役で残念でした。

キラ「シン。ミレニアムをたのんだよ。」

シン「え……はい!!」

序盤、自分は信頼されていないのか、なぜまかせてもらえないんだ、と悩んでいたシン!

「こないだはジャスティスだったから負けたんだ!デスティニーなら、おまえらなんかに負けるかー!!」

シンの心を読もうとするアコードたち!

「こ、こいつ!なにも考えていないのか!!」

反射と反応だけで戦うシンの才能が光るシーン!

そして、さらに心を読もうとするアコードたちが見たものは!

シンを守るために現れたステラの魂は、悪霊の姿に!!

「ひいいい!!こ、こいつの闇は……深すぎるッッ!!!!」

恐慌をきたすアコードたち!

ここも、笑いこらえるの大変でした(≧з≦)

劇中、残像を引くはずのデスティニーの動きには、残像がでてこなくて……

演出に手を抜いたな!!……なんて思っていたら!!

残像を引く動きを見せるブラックナイトたちに向かってシンは!

「そんな腑抜けた分身にやられるか!!分身てのは、こうやるんだーーッ!!」

デスティニーは、残像どころか、完全に分身していました!

怒りと悲しみにまかせて、葛藤の中で縛られながら戦っていたSEED Destinyの時と違い、

自分の信念が明確になって、さらにキラに任せてもらえた!
心が解放され、本来の姿に覚醒したシンは強かった!!

大剣アロンダイト、高エネルギービーム砲、フラッシュエッジビームブーメラン、そして掌底パルマフィオキーナ!!

ブラックナイト、全滅!

黒い三連星の2人を撃破されたヒルダ!
「あいつらの仇だよ!」と、ゲルググのビームナギナタでブラックナイトを撃破!

かっこよかったー!!



……


そして、地味にすごかったのが



ムウ・ラ・フラガ兄貴のアカツキ!

金色の装甲、ヤタノカガミは、

なんと!

レクイエムの直撃まで跳ね返してしまった!!

そして、名称不明の重武装をまとってレクイエム撃破!!

「まったく、不可能を可能にするのも楽じゃないぜ。」



……


イザークとディアッカが今回乗るのが
デュエルとバスターなのも興奮しました!


↑イザークの、デュエルブリッツガンダム!
デュエルにブリッツの武装を追加した機体で、Nジャマーキャンセラーまで搭載!
イザークの、ニコルに対する想いを感じる機体です(^_^)


↑ディアッカの、ライトニングバスターガンダム!神話で、ライトニング(雷)を武器にするのは、雷の軍神!その名は「トール」!!
ガンダムSEEDで、アークエンジェルの捕虜となったディアッカは、ボーイフレンドのトールが戦死してしまったミリアリアの、深い悲しみと怒りを目の当たりにし、それ以降、ミリアリアを気にかけ、人として大きく成長を遂げました。
ライトニングバスターガンダムは、トールの魂を引き継いだディアッカの機体!……というのは、深読み??


しかも!2機とも
Nジャマーキャンセラーを搭載しているということは!
「核」が動力源、ということ!!

したがって、ミーティアとドッキングできるッ!!

デュエルブリッツガンダムは、 
かつてストライクフリーダムが使っていたミーティア07号機、

ライトニングバスターガンダムは、
かつてインフィニットジャスティスが使っていたミーティア08号機とドッキングしました!!

ニコルの魂を引き継いだイザークの機体、
トールの魂を引き継いだディアッカの機体、

HG化されたら、きっと買います!

……


そして、やはり最後は

キラとラクスの愛の結晶(?)



これですよね(^_^)!!

神のいかづち!!

額から小惑星メサイアをもぶった斬るレーザー!!

日本刀!!

出現ポイントから1歩も動いていないのに、ノーダメージ完全勝利!!


プラモデルは5月発売!!

……でも、RGが出るまで待とうかな??
どうしようかな?


ドラマも良かったです(^_^)

前半の、キラの苦悩。

キラは、すごく優しくて、責任感が強い分、メンタルが弱い……

疲れ果て、自信を失い、
テレビ版ガンダムSEEDの前半部分のようなキラに……

そこに活を入れるアスラン!

アスラン「いつまでもそこでウジウジいじけていろ!」

キラ「僕がやらなきゃどうしようもないじゃないか!みんなが弱いから!!」

殴り合うキラとアスラン!!

いっぱいいっぱいで、苦しい胸のうちを吐露するキラ!

アスラン「なら、なんでもっと俺たちを頼らない!!おまえひとりで戦っているつもりか!!」

親友とは、こういう存在ですよね(^_^)

そして

毅然と、凛と、まっすぐキラを愛するラクス(^_^)

「必要だから愛するのではありません!
愛しているから必要なのです!!」

名セリフですね(^_^)

素晴らしい友情と愛情が描かれました(^_^)!!






……

……以上が「良かった」ところ。


以下は、ちょっと辛口なこと書きますが、
これはあくまでも、僕の個人的な印象と意見です。




敵のファウンデーション。

一国家なのだから、もう少し信念や理念とかしっかりしたのがないのかなあ……と。

ただ、デュランダル議長のデスティニープランに乗っかってるだけ。
独自の理念といえば、ただのエゴ。

器の小さい、小悪党のような集団だった、と感じました。なんだか、ティターンズみたい。
バスクとかジャマイカンを、若くイケメンにした感じ。

アウラ王女さまは、最初、「ミネバみたいなのかな?」とおもったのに、フタを開けたら容姿が子どもなだけのシーマ様だった!


↑シーマ・ガラハウ中佐(機動戦士ガンダム0083 スターダストメモリー)



オルフェにしても、途中まで「装甲騎兵ボトムズ」に登場するイプシロンみたいな感じでみていたのに、あんなにかっこいいキャラクターじゃなかったのが残念でした。
「大きく劣化したイプシロン」でした。


↑イプシロン(装甲騎兵ボトムズ)

あんな、薄っぺらな奴らに、アークエンジェルが沈められてしまうなんて……

フリーダムが初登場の時にかっこよく守ったブリッジが、簡単に撃ち抜かれて……

民間人に爆弾を仕掛けたりするようなゲスたちに、沈められて欲しくなかったです!
「不沈艦」て言われてたのにー!

オルフェは、
イプシロンのような要素もあったのだから、
もっとこう、誇り高く
せめて、なにを犠牲にしてもエデンにたどり着こうとした、ガンダムAGEのゼハート・ガレットくらいに描いて欲しかったな……




↑ゼハート・ガレット


オルフェはヘタすると、イケメンなユウナ・ロマ、って感じ。

オルフェが最後に乗ってたモビルスーツ
ブラックナイトスコードカルラ、
めちゃくちゃかっこいい機体でした。

オルフェがもっと、イプシロンのような、ゼハートのような、かっこいいライバルだったなら!

ブラックナイトスコードカルラも、きっと伝説的なガンプラの仲間入りできる要素があるモビルスーツなのに……!
すごくもったいない気がします。

かっこいいので、プラモデルは売れるだろうけど、
オルフェがかっこよかったら、ずっとずっと末永く売れるガンプラになったとおもいます。


↑ブラックナイトスコードカルラ。
本作のラスボス。

「敵」としては、ギルバート・デュランダル議長に遠く及ばず、実はかわいそうなやつだったラウ・ル・クルーゼのような狂気のような恐ろしさもない、あまり魅力を感じない敵でした。
それが残念でした。

ブラックナイト部隊にいたっては、最後はなんかドロンボー一味みたいだし……

アウラ王女「やっておしまいっ!!」

ブラックナイトスコード「あらほらさっさー!!」

的な……

完全にかませ犬、
でも、シンの引き立て役としては、いい仕事したかなあ。


それに

この子は、なんのために出てきたんだろう……
↑アグネス

月光のワルキューレなんて、すごいかっこいい2つ名なのに

薄っぺらでミーハーな自己中女(失礼)

そう!

新キャラは全体的、信念が足りない!薄っぺらい!

どちらの陣営にも、熱い信念があって、決して負けられない事情を背負っているのがガンダムであってほしいのに。

ただの、キラやラクスやアスランやカガリたちの引き立て役でしかなかった敵だったと思ってしまいました。


あとは

やはり、モビルスーツがちょっとトンデモすぎるかな……

マイティーストライクフリーダム、かっこいいけど……
やっぱりちょっとやりすぎ……

ズゴックの中からジャスティスも笑えたけど……

なんか、こういう演出なら、ビルド系でやって欲しかったなー、なんて、ちょっとおもってしまいます。

あとは、演出のところどころに、ネットなどでささやかれ定着してるイメージに振り回されすぎ感を感じました……ネタにされているようなことまで、取り入れなくて良いよ!重厚感が失われてしまう!


面白かった、興奮した!
……けど
「感動」が、僕にとってはちょっと物足りない感じです。
「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙」
「機動戦士ガンダムUC エピソード7」
くらい感動したかったです。

以上が、「う〜ん」とおもったところ。


……


後半は、悪口ばかり書いてしまいましたが、
愛と友情、そして、人の価値とは何か、一番大事なことはなんなのか、が描かれた、良い作品だったとおもいます(^_^)!

あとは、モビルスーツもかっこいいし、戦闘シーンも大迫力で興奮しっぱなしでした(^_^)!

もう、観終わったあと、ポップコーンとコーラが大分残ってしまっているほど、引き込まれてしまいました!

新たなる戦艦、
ミレニアムも、すごくかっこよかった!



歴代のガンダムSEEDに登場した戦艦の中で、1番好きです(^_^)!

それに、ガンダムSEEDらしく、とてもハッピーエンドでした(^_^)

観に行って良かったです\(^^)/!!

ガンダムSEED FREEDOMに乾杯です!!

興行収入、歴代ガンダム映画の新記録が出ると良いですね(^_^)