甲府駅から再びJR東日本・中央本線の普通列車に乗って東京方面に折り返してきました。


 向かった先は山梨県大月市の猿橋駅。

 猿橋駅は東京から中央本線の列車で行くと大月駅のひとつ手前、普通列車しか停まらない小さな駅です。
 乗車してきた列車を見送ります。
 かつて首都圏を走っていた頃に比べると帯の色が変化したことや前面のスカートがスノープラウ一体型に変更されてイメージが変わった211系。


 猿橋駅から駅前通りを歩いて国道20号線に出ました。画像の歩道橋を渡って国道に下りたところで撮影しました。画像右手が猿橋駅方向となります。
 ここから画像奥の東京方向に向かって国道を少し歩いていきました。

 最初の信号機があるところを左折、桂川(相模川の上流部)を渡ります。
 桂川は山中湖などを水源とし、神奈川県に入ると相模川と名を変えて相模湾へと注ぎます。
 その気きで葛野川(かづのがわ)を渡ります。この葛野という名前と甲斐の旧族・加津野氏は関連があるのだろうか…?

 葛野川を渡って突き当たりの道を右へしばらく歩き、甲府・甲州方面への道(橋)があるすぐ先を川の方へ下がる階段を下りると「日本三奇橋」のひとつに数えられる「猿橋」があります。
 猿橋が架けられた時代ははっきりとしませんが、かなり古いことは確かなようです。
 そもそも「日本三奇橋」の定義もはっきりとしたものがなく、この猿橋と岩国市の錦帯橋は例えられるものの、あとひとつについては現存しない富山県黒部市にあった愛木橋が定説のように言われるけれど現存しないため他の橋が複数例えられています。

 岩国の錦帯橋は有名だし規模もそれなりに大きいのですが、こちらの猿橋は拍子抜けするほどに規模の小さな可愛らしい木造橋です。


 しかし、深い渓谷と切り立った花崗岩、その岩肌に柱を打ち込んで重ね合わせながら迫り出してゆく上に橋板を渡してある刎橋に昔の険しい甲州街道をゆく旅人の姿を思い浮かべるのです。









 猿橋は中央本線猿橋駅から徒歩20分ほどです。
 


今日は銀閣寺の日


銀閣寺に行ったことある?

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 もう8年か9年くらい前でしょうか…紅葉が美しい時に行ったことがあります。
 南禅寺の紅葉は素晴らしかったが、銀閣寺の紅葉の向こうに見渡す京都盆地…思い出すと懐かしいですね。