わたらせ渓谷鐵道・間藤駅にて。


    以前、わたらせ渓谷鐵道・水沼駅(群馬県桐生市黒保根町水沼)に併設されている水沼駅温泉センター内の売店で地元の方による手作りの梅干しを買ったことがありました。


    昔ながらの梅干しで、とても美味しかったのでドライブで立ち寄ったときにはよく買っていたのですが、最近では置いていないので手に入らなくなってしまいました。


    水沼駅温泉センター(列車内から撮影)。
    

   わ鐵JR東日本両毛線桐生駅から渡良瀬川の上流部に沿って群馬県桐生市〜みどり市〜栃木県日光市を結ぶ第三セクター鉄道です。

    わが国初の公害事件となった足尾鉱毒事件は小学校の社会科の授業でみなさんも教わったことと思います。
    わ鐵足尾鉄道として足尾銅山からの鉱石を運搬する鉄道として敷設されました。
    もともと国有化されることを前提として敷設された(明治時代には財閥や地域の有力者等からの民間資本により国有化を前提に多くの鉄道路線が建設されました)路線で、のちに旅客輸送もするようになって国鉄・足尾線となります。

    足尾銅山の最盛期には沿線人口も多く、採石に携わった人々の宿舎跡が沿線の車窓から眺められますが、閉山後は寂れてしまい、国鉄時代末期には廃止の危機にさらされていました。
    その後、国鉄分割民営化によりJR東日本の路線となったのも束の間で、第三セクター化されてわたらせ渓谷鐵道となります。


    この鉄道と渡良瀬渓谷に沿って国道も通っているのですが、残念ながら車でドライブしていても車窓はあまり美しくありません。鉄道の方が視界を遮るものが少ないことや、斜面に張り付くように敷設されているので、斜面の上を通る国道より却って景色が良いのです。
    
    渓谷沿いの車窓…車ではほとんど見えないのです。


    足尾鉄道時代からのものではないかと思われるような駅舎や待合室がある駅もあります。


    今年の春に訪れたときは残念ながら曇天でした。花が美しく咲き誇っていた時期だっただけに青空だったらどれほどよかったことか…。


 


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    梅干しは好きです。
    一昨年、身体を壊して以来、塩分控えめにしているので以前ほど口にしなくなりましたが、本来は梅干し好きです。

    最近、ハチミツだのなんだのと表示されている商品が幅を利かせていますが、昔ながらの手作りの塩を吹いているような梅干しが一番美味しいと思います。

    今回の記事は梅干しからわたらせ渓谷鐵道を連想してしまい、このような記事になってしまいました。