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Goth-eek: Gothic Charm School

othic Charm School: An Essential Guide to Goths and Those Who Love Them
Jillian Venters


 親が理解してくれない。周りの視線が集まって来る。ゴスは好きだけど、もう若く無いからする勇気が出ない。
 そんな悩みを持つのは、日本のゴスだけではなく世界共通。世の中ゴスやゴスフレンドリーな人ばかりではなく、それだけ多くの人達が悩んでいたりします。でも単なるファッションではなく、そう簡単には変えられないのがゴスです。
 Jillian Ventersの書いたこの本は、そんなあなたの役に立ってくれるかもしれません。

 彼女は休日も出勤時も勤務時もずっとゴスです。そういう服屋に勤めているというわけではなくオフィスで働き、周りとの関係も良く日々を過ごしているゴスの彼女が書いた本。親がゴスに理解してくれない、娘がゴスになってしまったけどどう対応すればいいのか、歳をとったらゴスはできないなんてことはない、等々『ゴスとは』ということからお悩み相談まで書いてある本です。
 とはいえ、正直に白状すると私はまだこの本を読んでいません。読もうと思っているのですが、洋書故、読むのに時間がかかるのでなかなか手を付けずに今に至ってしまっているのです。まだ読んでもいないので、いつ読み終えるか定かではないのですが、幸いにもまだ日本で手に入れられる本なので絶版など入手困難になる前に紹介しておこうと思ったわけです。なので、読んだらまた紹介したいと思います。
 彼女は、この著書と同名の『Gothic Charm School』というブログをやっていて、そこで今もお悩み相談を受けて答えたり、Tumblrで気に入った写真や自身のコーディネイト写真など公開していたりします。
 残念なことに行けなかったのですが、数年前ニューヨークに行った時ブルックリンの墓地で彼女がイベントをしているのをキャッチしたことがあります。今も何かイベントをしているのかはわかりませんが、色々活動されているようです。
 彼女が著書のCMのために何本か動画を撮っていて、非常にわかりやすくゴスについて解説しているので、英語がわかる方は是非一度見てみてみると良いです。


Gothic Charm School
Gothic Charm School Tumblr


Goth-eek: Voltaire

oltaire

 ゴスについて、何か書いてみようと思うのは何も私だけではありません。

 『What is goth?』とずばりなタイトルのこの本を書いたのはアメリカのマルチアーティストのVoltaire。ミュージシャンでありアーティストで、ゴスな作品をいくつも出している人です。
 彼が『ゴスとは何か』というのを一冊使って解説したこの本は、ゴスが単なるファッションジャンルでも頭のオカシイ人でもホラー好きの人種でもなく、ライフスタイルまでにも影響を及ぼしてるゴスという人種なんだということが書いてあります。
 ゴスの人達に向けてではなく、ゴスを知らない人、興味のある人に向けたステレオタイプなゴスの解説書で、私のようにゴシッククラブに通ったりせずヘッドバンギングしてメタルを愛するような人種もいるので書いてるものに属さない人達もたくさんいるわけですが、ゴスとはということが知りたい人への解説書、そしてゴスに興味がある人の入門書としてはもってこいの一冊になっています。

 残念なことに、少し古い本になるので現在手に入れ難くなっているようですが、興味ある人は探してみて下さい。全ページに渡って、黒に白と赤字とモノクロ写真で統一されたハードカバーのこの本は、それだけで何だか満足感が得られます。

 続編として出版された『Paint It Black』は、ゴスはライフスタイルである。ということをさらに発展した実用書っぽく仕上げていて、DIYのホームデコの方法などを中心にゴス結婚式の紹介までしてある一冊。
 こちらはゴスに興味ある人と、ゴスの人向けの本です。
 そして、こちらも少し古い本なので入手が少し難しくなっているようです。とはいえ、2005年の本なのですが。


 この2冊を読めば、『ゴスとは』ということをだいぶ知る事ができると思います。

Mortal Side: Post Grad

 ゴスとは関係のない番外編。

 ストレスフルになったので、気楽な映画を見ようと久しぶりの映画。映画好きと言いながら、非常に珍しくこれと行って見に行きたい劇場公開映画が無いという閑散期な上、約1ヶ月に渡り個展などしていて奔走していたので気付けば暫くの間映画を見ない生活に。
 ストレスフルになったら、アホ全開のコメディー映画かラヴコメを見てスカッとする。ストレスフルじゃない時だって、この2ジャンルの消費率はかなり高いです。とりあえず、この2つのジャンルには『サクセスストーリー』が多いので見て活力にするというわけです。
 その辺は、棺桶見てうっとりするようなゴスですが中身はその辺の女子と変わりないようです。
 今回選んだのはこの一本。
 『恋する履歴書』。原題は『Post Grad』。
 成績優秀の主人公は大学卒業後、そのためだけに人生を捧げていた憧れの出版社の面接を受けるも落とされてしまい。両親の家に戻り就活で難航する中、家族と幼なじみとご近所との間で人生で大切なものを見つけて行く、というストーリー。
 主人公、どこかで見た事あると思えば『旅するジーンズ』シリーズのアレクシス・ブレデル。
 ゆったりとしたスピード感そこそこの(クライマックス手前までは)、家族や幼なじみとの関係を中心に描かれている映画で、職探しに奮闘して七転八倒の末のサクセスストーリー!を期待していると見事肩すかしに遭うのでご注意。
 個人的には、ラストの展開が腑に落ちなくて不満たらたらのまま幕が下りてしまいました。私なら彼女の選択を選ばないので理解できなかったようです。

 おすすめ度:★★★
 スカッと度:★★
 おばあちゃん面白い度:★★★
 ラストに意見が割れる度:★★★★
 (満点:5つ星)



 

Goth-eek: Gothic Beauty Magazine

 othic beauty magazine

 あなたは英和辞書を持っていますか?
 『ゴスって何?』という質問について書こうと考えてまず最初に思いついたのがこの雑誌の存在。
 『ゴスって何?』というテーマのブログですが、『昔々、ある所にゴート族という民族がおり…』や『ゴシック様式の建造物』『ゴシック様式の宗教画』など今の『ゴシック』の言葉や世界観の起源の話や、ゴスファッションが生まれたきっかけの音楽シーンなどについては、探せばサイトやブログがたくさん(言語を問わなければ)見つかるので、その分野は彼らに任せるとしてゴシック創世記からもっと先へと進みます。ここは、『私の好きなゴスを紹介』ブログなので。

 最初に紹介するのはこの雑誌 『Gothic Beauty Magazine』。もっと昔からあったように感じていたけれど
調べてみると2000年創刊と新しい雑誌だったことが判明。アメリカのゴス雑誌で、月刊誌ではなく不定期に刊行されていてアメリカの大型書店などで普通に手に入る決してアングラではない雑誌。日本では、スチームパンクは『スチームパンク東方研究所』、ゴスロリは『ゴシック&ロリータバイブル』という専門ジャンルの不定期書籍が出版されているのに、ゴスについては何も無いのが不思議でがっくりするところ。そして、『ゴス』と聞いて多くの人が、フリルやレースのついたメイドみたいな格好を連想するのは、この辺りが原因なのでしょう。
 『ゴス』は、ファッションだけではなく音楽、小説、映画、アートなど様々な形になっている1つのジャンルで、時代が進むにつれゴスロリなど『ゴスっぽい』ものが出て来ては、あれはゴスじゃない、あれはゴスだという論議が逐一起こるのですが、Gothic Beauty Magazineはそんなゴスにまつわるシーン全体を扱っている雑誌の1つ。
 内容は、『ゴス』『ゴス風』なファッションブランドやデザイナーの紹介、バンドのインタビュー、CDレビュー、書籍レビュー、アーティストのインタビュー、映画、旅行、コスメ、イベントレポ、DIY等多岐にわたっていて今のゴスシーンが垣間見れます。
 すべて英語で書かれた雑誌なので、当然ながら英語がわからなければ読めません。ここで英和辞書の出番です。私はとても英語ができるわけではないので、正直言うとわからない単語は飛ばして読んでいたりしますが記事の大体の内容は把握できるので辞書があり逐一調べる根気があれば更に楽しめると思います。
 雑誌全体にわたり写真を多く使っている雑誌で、ファッション雑誌のような各ブランドの新作カタログのようなものではなくもっと写真集のような感覚で楽しむことができ、英語が全くできない人でも楽しめます。
 アメリカでは本屋に行けば買うことができますが、残念ながら日本の本屋では買うことができません。昔はタワーレコードで買うことができていたのですが今はそれもできなくなってしまいました。しかし、今はネットショップの
EpicureanGardenさんで買うことができます。


Gothic Beauty Magazine

Goth-eek

 久しぶりに来られた方は、突然ブログが変わっているのでビックリしているかもしれません。そうでは無い方もビックリしているかもしれません。突然ですが、ブログがガラッと模様替えを通り越してブログタイトルが『Goth-eek』という名前に変わりリスタートすることになりました。

 以前に来られた事のある方はご存知の通り、元は『Sweet Nightmare Kitchen』という名前のゴシックなスイーツの紹介ブログでした。なぜ辞めることになったのかというと、内容をさらにパワーアップさせたFeast on Fridayというゴシック・キッチン・プロジェクトを始めることにしたからです。そして、投稿総数20ポストあまりのブログでしたし、このアカウントが放置されるのもなんだかもったいないと、違う内容のブログをそのまま続けることになり、今に至るというわけです。

 Feast on Fridayは主にFacebookページで運営をしていて、ゴシックスイーツや料理、食器や食卓周辺の写真(ゴシックかどうかは問わず、スチームパンクやホラーなんかも)作り方などを紹介しています。その他に、オリジナルデザインの食器も出しています。お料理好きの方は、常に写真募集中なので是非参加してみて下さい。
http://www.facebook.com/FeastOnFriday

 さて。この生まれ変わる『Goth-eek』は何のブログに変わろうとしているのかというと、タイトル通り『Goth(ゴス)』と『Geek(オタク)』のブログにするつもりでいます。少々Geekでゴスな私の視点からの『ゴス』および私の好きなことを紹介していこうと思っています。
 (注:オタクとはいえ、日本のマンガやアニメのオタクにあらず。海外の映画やアニメなど毎年アメリカで開催されるコミコン系のオタクにございます。)

 事の発端は、日々の積み重ね。
 私の見た目は目の周りが真っ黒ですし、ゴシックな作品を描いたり作ったりしているゴシッククリエイターです。そんな日々の中で聞かれるのが最も多くて困るのは、
  1ゴスって何?
  2ゴスロリね。
  3ヴィジュアル系ね。
  4もっと血や内蔵が垂れていたりグロい作品は作らないのか
の4つで、ゴスロリ、ヴィジュアル系、ホラーと混同されることが非常に多いです。
 この全てに言えることは1の質問さえ解決できたら全て解決するということ。しかし、『ゴスとは』と説明するのは、『これはゴスである』というその定義が人それぞれであって非常に難しいことだったりもします。それはゴスと認めたくは無いけれど、好きなので良しとするという部分を持ってるゴスの人が圧倒的多数いると思いますし、マリリン・マンソンはゴスなのか等々さらにそのボーダーラインは曖昧です。
 しかし、ゴシックな作品を作っていて、コミカルで俗っぽいゴスが好きな私なので、とりあえず少なくとも私の作品を好きな方にはもっと世界観を理解して欲しいという思いがあり、始めようということになりました。

 『Goth-eek』は、ゴス解説ブログではなく私の好きなゴスなこと、ものを紹介して行くブログです。
 ゴス=ファッションとなりがちですが、先にも書いたように私はオタクな部分がありコミコン(アメリカで毎年開催される世界最大級のショービズイベント)開催時期はハイになるほど映画やドラマ等好きなので、そういう視点からも紹介していくつもりです。

 どんな内容になるかは、これから書いて行かないとわかりませんが、これから『Goth-eek』を楽しみにしてくれていたらなと思っています。