「お疲れ様でしたぁ~!」
単独ではないにしろ、久しぶりの東京ドームでのライブ。
歌いながら、踊りながら・・・
昔の記憶がフラッシュバックし、複雑な感情が押し寄せ、知らずのうちパフォーマンスに力が入ってしまっていた。
ライブが終わり、あの時とは違う、新しく宛てがわれた2人用の宿舎へとマネージャに送られた。
チャンミンと二人、リビングに荷物を置く。
俺はソファーに腰を下ろし、携帯を見るとジェジュンからの着信とメールが何件か連なっていた。
なんだ?何かあったのだろうか?
ふとチャンミンを見ると、腹がすいたのか冷蔵庫を漁っている・・・
日本での新しい宿舎を与えられたと言っても、ずっと韓国にいたのだ。
冷蔵庫を漁ったとしても、何もないぞ?チャンミン・・・
俺は一先ず、ジェジュンに連絡を入れる前にチャンミンを呼んだ。
「チャミナ。右手のギブス取れ、マッサージしてやるから。」
「ヒョン・・・これ食べてからでもいいですか?」
そうして、キッチンから持ってきたものは、カップラーメン。
「お腹空きました。」
片眉をカタっと下げるチャンミンの独特の表情で俺を見つめる。
「お前・・・楽屋でも散々差し入れ食ってただろ?全く・・・早く食っちまえよ?」
「はい!!」
まるで、スキップでもしそうなテンションでキッチンに戻るチャンミンを横目に俺は、ジェジュンへと通話ボタンを押した。
すると、ワンコールもしない内に電話が繋がった。
『ユノ!!』
「お、おお。どうした?ジェジュン?」
『ユノ!チャンミンは?チャンミンいる?』
「チャンミン?いるけど・・・」
『代わって!』
「代わってって・・・どうしたんだよ。いきなり・・・」
『チャンミン、今、手、怪我してんでしょ?大丈夫なの?』
「あ~・・・そういうことか・・・チャンミン!ジェジュンから電話!」
何故ジェジュンがあんなにも焦っていたのか理解した俺は、チャンミンに携帯を渡そうと呼ぶが・・・
「え~・・・もうすぐお湯が沸くってのに・・・後にしてくださいよ~。」
どうやら、ジェジュンより、ラーメンらしかった・・・
「いいから出てやれよ。お前の手のこと知って心配してくれてんだから。ほら。」
「も~・・・ラーメン・・・」
渋々携帯を掴みジェジュンと話し始めた。
「もしもし?・・・あ~はい。軽い捻挫ですよ。・・・大丈夫ですって・・・はい。・・・はい・・・も~分かってますって・・・はい。」
ジェジュンと話している間にお湯が沸いた。
すると、隣りに立っていた俺の裾をギブスを嵌めてる手でツンツン引っ張る。
俺にお湯を注げと・・・・?
マンネの食欲の旺盛さに若干呆れつつも、お湯を注いでやった。
そして、カップラーメンとチャンミンの手を掴み、リビングへと移動する。
チャンミンをテーブルに座らせ、右手のギブスを外してやり、ゆっくりと筋肉を解すようにマッサージをしてやる。
用意していた濡れタオルで、手の汗を拭いてやりながらマッサージをしていると、カップラーメンが出来上がる3分が来た。
ジェジュンの話は長い。
きっと、やれ「栄養をとれ!」とか「無茶するな!」とか・・・必要以上に心配して説教をしているのだろう。
段々チャンミンがソワソワし始めた・・・そして、
「・・・・・・・あの・・・ジェジュヒョン。ラーメンが僕を呼んでるので・・・」
と言って、ジェジュンが電話口で何か言ってるにも関わらず、俺に携帯を寄越してきた。
『ちょっとっ!!チャンミン!!』
「もしもし?ジェジュン?」
『あっ!ユノ!!もうっ!!何!?あのチャンミンの態度!?人が心配してやってんのに~~!!』
「はは。まあ・・・俺も同じようなこと散々言ったからじゃないか?耳にタコなんだよ。きっと。」
『だからって!・・・全く・・・・』
隣を見ると、チャンミンはニコニコしながら蓋を外し、早速麺を啜っている。
『ユノ?ユノも大丈夫?昨日、睡眠時間短かったでしょ?飛行機の中でちゃんと休めた?』
「おいおい。今度は俺の心配か?お前だってドラマの撮影で忙しいのに・・・人の心配ばっかしなくていいから。自分の身体も心配してやれよ。な?」
『そんな事言ったって・・・家族の心配するのは当たり前だろ?俺が好きで心配してんの!』
「それなら俺だって、心配してんだぞ?明日早いんだろ?もう寝ろよ。1時過ぎてんぞ?」
『分かってるよ~・・・でも、心配だったんだもん。チャンミンもユノも電話出ないし・・・あ、明後日だっけ?こっち帰ってくるの。』
「ああ。そうだな。」
『俺、多分その時間家にいないんだよ。で、メシ作り置きしておくからチャンミンにも食わしてやって?お願いね?』
「おお。わかった。そっち戻ったらメールするよ。」
『ん。じゃあ、もう寝るね?おやすみ。』
「おやすみ、ジェジュン。・・・ありがとな?」
『うん。じゃ、ね?』
携帯を閉じてチャンミンを見ると既に食い終わっていた。
「チャンミン。ジェジュンがメシ作っとくから韓国帰ったら食えって。」
「あ、ホントですか?やった!あ、ジェジュヒョンにお礼言っときます。メールで。」
鞄の中から携帯を取り出したチャンミンは画面を見て、再び眉を下げた。
今度は・・・両方の眉が下がっていた。
「どうした?チャミ?」
「これ・・・」
チャンミンから見せられたモノはジェジュンの着歴と・・・ジュンス、ユチョンの着歴、メール受信歴だった。
「あっはっはっは!!!あいつら!!ホント、チャンミン好きな?」
「全く・・・ただの捻挫なのに・・・心配し過ぎですよ・・・」
そう言って一人一人のメールを見ながら困ったように、それでいて、嬉しそうにチャンミンが呟く・・・
「心配されるのも、時には嬉しいモノなんですね・・・」
と・・・
「俺、先に風呂入るな。ちゃんと、メール返してやれよ?あと、風呂入ったらもう一回マッサージするからな?寝るなよ?」
「はいはい。分かってますって。ユノヒョンも過保護ですね。」
「そりゃあ、お前は可愛い弟だからな?」
「ふふ・・・ありがとうございます。」
こんなとき改めて実感する。
ああ・・・本当に、家族とは暖かいものだな・・・と・・・
■□■□■□■□■□
あとがき
スイマセン。ユンジェじゃないですが、ラストの締めもイマイチですが、ど~しても、書いて妄想を消化しときたかったんです(;´▽`A``
な~んていう東方神起であって欲しいなぁ・・・というまつの妄想です。
一気にダーッと書いたのでぎこちない文章になってると思いますが、ご了承下さいm(_ _ )m
しっつれ~しました~!!!