昨日の事です。

 

場所は苫小牧市内です。

 

フェリーターミナルを出て、真っすぐ市内へ走るとほんの1~2分で片側4車線の大きな道路に出ます。

 

そのまま海を背に、左へ曲がれば苫小牧中心部、白老、室蘭方面。

 

逆に右へ曲がれば札幌や襟裳方面に向かう道です。

 

大型トラックやトレーラーが昼夜を問わず引っ切り無しに走っている商業の幹線道路です。

 

その道路沿いに・・・

 

 

 

 

エゾ鹿の群れです(笑)

 

これ、信号待ちでとっさに撮ったので画角もピンとも良くないんですが、写っていないところにもおります。

 

最近では本当の街中やら、学校のグランドやらに出没しているらしく、北海道らしいと言えばそうなんですがね。

 

苫小牧は道外からの北海道ツーリングライダーが降り立つ場所としても多い方だと思いますが

 

「うわー、すごーい」「流石北海道だー」

 

じゃありませんので気を付けてくださいね。

 

街中でもこのように出没しますが、町から町の間の何もない場所や、山間部や峠道何かはもっと出ます。

 

北海道では割と普通に認識されている事ですが、かなり注意が必要です。

 

まず、野生の鹿は思ったよりデカいです。一瞬馬かと思うくらい。

 

そして、車でぶつかろうものなら大抵は廃車になります。冗談抜きで。

 

ちなみに大型トラックでも直撃したら相当イカレます。下手すりゃ廃車です。

 

トラックの場合は直せないからじゃなく、直すのに費用が掛かりすぎると言う意味ですけど。

 

それほどぶっ壊れます。車用の鹿よけの笛みたいなやつ(主にトラック用)が売ってるくらいですから。

 

鹿をひいた=車ほぼ廃車 これは北海道人なら「でしょうね」くらいの常識です。

 

もしもバイクで当ろうものならマジでやばいです。これだけは本当に注意してください。

 

そして、彼らは1匹見えたら必ず後続がいると思ってください。

 

はぐれていない限り単独行動はまずないので、「見えるところにいるけど距離があるから大丈夫」

 

と思ったら群れの別の個体が飛び出す可能性、一匹渡ったしもう大丈夫と思ったら二匹目三匹目も続いて飛び出す。

 

こんな事が十分あります。

 

道内のライダーももちろん、道外からせっかく楽しみに来てもらって、鹿と当って大ケガやらケガで済まないなんてなったら

 

大変な事です。

 

さらに、鹿じゃなくて熊と言う可能性もあります。言うまでもなく鹿よりヤバいです。

 

本州でも目撃例が増えているように、北海道でも最近札幌市内や住民の生活圏まで出てきています。

 

野生動物は当たると危険です。これマジで。

 

だって車で廃車ですよ。単車なんてもうね。

 

特に道外から来られる方は、十分気を付けてください。

 

脅しではなく、楽しく来て楽しく帰って欲しいからと言う注意喚起でした。