父親の涙を初めて見た。

当時の印象は怖くて、弱音を吐かなくて、スポーツ万能でその辺の父親とは一線違った雰囲気を低学年ながらに感じていた。

雷的な存在で怖いけどかっこいいなあと。

テレビを見ている父親の部屋に入ると静かな空間が流れていた。

目頭を押さえ手で涙を拭う姿は一瞬何事かと思ったくらいだった。


時間が止まった。


鈴木大地 金メダル!!


生放送だった。


泣いている理由が当時は分からなかったが、何年か前からこの時期になるとフラッシュバックして、僕も泣きそうになる。

自分以外の頑張りに涙出来る父親で良かったと数年前に思った。


北京オリンピック。


今年は熱い夏が期待出来そうかな。


Number708 文藝春秋発行 

 「彼らが戦い続ける理由」

必読です。

http://www.bunshun.co.jp/mag/number/index.htm