ここのところ日本株が上がってきています。水を注すつもりはありませんしそれどころか私は半年以内に17000円まで上がると予想しています。でも、日本株だけでいいのでしょうか?


長期の資産設計で最も重要な事は、リスクとリターンのバランスを取る事だと思います。


リスクが低くリターンが高いものは現実には存在しません。あるとすればインサイダーな情報か、あるいは市場の歪みを見つけて利用したものです。ヘッジファンドなども国際的な金利差を利用するアービラージといった手法を使ったりします。しかしこの歪みは時間とともに消滅します。


となると、りターンはリスクに比例すると考えておいた方がよさそうです。しかし同じリターンでもリスクを減らす事は可能です。それには分散する事が有効です。数学的にもこの事は証明されています。


問題はこの分散の仕方です。下欄に紹介の本によると、投資の成果の8割は資産配分によって決まるとあります。以前の記事でリスクに応じた商品を組み合わせる事を書きましたが、まずは、何にどれくらい投資するのかをじっくり決める事が大事です。つまり株式・債権・外債・外国株・その他短期金融商品をどのような割合で保有するかというアセットアロケーションが実はもっとも重要な投資テクニックということです。どの銘柄をいつ買うかはこれに比べるとそれ程の問題ではないのです。


身近な例では、80年代中頃に日本株や都内の土地を買い、89年頃の高値圏で売り、そのままその資金でアメリカ株を買い、2000年までに売って今度はニューヨーク等の土地を買ったという人がこの20年間でもっとも資産を殖やしたといえるでしょう。どんな銘柄やどんな土地だったかは二の次だったのです。


一昔前は資産3分法といって、預金・株・不動産とに分けて保有せよという事が言われていました。ゴルフの会員権なども有力資産のひとつでした。いまどきこれを実践してる人も少ないでしょうが、それでも株以外に分散していない人もまだ多いようです。株はハイリスクハイリターンの部に入りますので、ある程度までにすべきです。


下に紹介する本は非常にわかりやすく、かつ具体的です。代表的な金融商品の特徴、メリット・デメリットが多岐にわたって解説されています。投資金額に応じた資産設計法も紹介されていますので、入門書としておすすめです。マネックスの宣伝が多いのもご愛嬌。 ★★★★

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