思い出の花 -92ページ目

ピチピチ


冬の間、外の空気は乾燥していて、毎年 私は乾燥肌に悩まされます。

最近ようやく顔にオロナインを付けなくても良い気候に成りました。

『ピチピチ』

春は潤いの季節
冬が育んだ腐葉土と
雪解け水が
新鮮野菜を作り出す

黄緑色にツヤ放ち
シャキシャキ美味しい
春キャベツ

柔らか衣に包まれて
甘くまろやか
新玉葱

新鮮野菜をサラダにし
美味しく潤う
乙女の素肌

春に私は美しくなる
そしてスリムに

ささ舟

峻嶺に
春の陽射し降りて
雪解け水は小川と成り
新たな流れが生まれる

小川に流す笹舟
希望を乗せて
水は せせらぎ
風 唄い
眩い道を進み行く

大地に
流麗山水降りて
涸れた地は沃土と成り
新たな息吹が生まれる

清流を走る笹舟
夢を乗せて
草はそよぎ
花 香り
豊かな春を進み行く

源流水 地平を望み
旅立つ笹舟
海へと届け
春の心を乗せて

始発列車


もう直ぐ夜が明け
始まりが来る
目覚めたばかりの駅は
冷えた空気がすり抜け
朝もやに浮かぶ蛍の光

期待と不安で
握り締める切符
重い足取りを
大きなカバンが
手を引き
見送りに来た友が
背中を押してくれた

長い旅路に備え
息を整える列車
別れを惜しむ時計が
静かに見詰めてる

射す朝日
未来を照らし
出発時刻
気持ち新たに

窓に映る友は
ホームの端で
小さくなり
思い出を詰めた
大きなカバンと
沢山の想いを乗せて
列車は明日へ進み行く