越前恋物語
惚れて溺れて
浮かぶは君の事ばかり
澄んだ瞳に首ったけ
心は骨抜き漂う波間
頭は いつも上の空
夜に浮かんだ朧月
ぷかり夢見る
我 恋くらげ
揺れて焦がれて
風の便りに波立つ心
告白しようか
するまいか
満ちては引いた胸の内
潮どき探し漂流し
流れ着く先 荒波か
恋のゆくえは
月のみぞ知る
ネバーランド
夜を怖いと思った事は
ない
一つ明かりが
あれば平気
世界から
私を閉じ込めた
小さな空間
誰も干渉しない
静かな場所
夜を怖いと思った事は
ない
夢を見れば平気
現実から
私に一時の明かりを
与える空間
誰も知らない
秘密の部屋
夜は幽霊達と
楽しく晩餐
心の扉を開き
さあ今宵も現実を忘れ
踊ろうぞ
夜が明ければ
小部屋から開放され
扉は閉ざされる
学校には
モンスター達が
居ると言うのに―――
夜を怖いと思った事は
ない
朝が来るのを怖いと思う