標題の件。
マスメディアや従来型の販促施策で売上が下がっているからとか何とかしてくれ的な相談に対してすべてインターネットが解決すると言わんばかりにガツガツ提案する事かいいとは個人的には思わないし、不勉強こそが顧客に対して不誠実な行為になってしまうと私自身は考えています。
しかも総合広告代理店と違い、ネットエージェンシーの現状はまず短期間にリスティング広告と数種類のネットメディアで武装させられます。そして新卒および若手営業マンたちはみな与えられた厳しい予算のせいか金田金男と化し、 広告主への貢献と自身の売上予算確保をイコールで結びつけて正当化しているようにしか見えないのは私だけでしょうか?
本当にリスティング広告やバナー広告だけで課題が解決できるのか?それとも商品やサービス自身に問題があるのか、広告手法に間違いがあるのかを含め、そのもの自身のスペックをきっちりと見抜く『見極める力』を養うことがこれからの時代は避けて通れません。
我々がネット広告のプロとしてのアドバイスを金ほしさに誤ってしまうと世に求められていない商品の広告をクライアントは無駄に投下し続けることとなります。それをしてしまうことでネット戦略の良し悪しも正しく評価できない上に、対費用効果の測定が難しいとされているマス広告に費用を費やすこととの比較論以前の問題となってしまうでしょう。
価格を見直ししたり、少しの改良を指摘し、施すことでそのままでは泣かず飛ばずだったものが価値およびニーズのある物と化すことも往々にしてあるのです。今週いずれにしても黙って見ているような関係性ではいずれ破綻します。
だからこそ、『モノを言うエージェンシー』が真のパートナーになるのです。
PPPでやらせの議論よりさらに悪なのは、
『広告主が言ってきた、または与えられた予算通りに広告費を消化する』
ことなのではないでしょうか?
そういう事に気付き、自ずからを律して行動できる人間を育成しなければ会社は発展しませんし魅力がありません。
いただける費用に対してこの広告はやめた方がいいですよと反論するのは私がバカだからかも知れませんが、あくまでも広告主のパートナーでありたいからこそそこにはこだわりを持って提案活動をしていきたい。
互いに喜びを分かち合う、そんな提案姿勢を貫くにはオーダーによっては広告を否定することもありえるのだと私は考えます。