米書店チェーン2位のボーダーズが16日、連邦破産法11条の適用をニューヨークの連邦破産裁判所に申請。
ボーダーズはミシガン州アナーバーに拠点を置く書店チェーン(米国で2番目に大きい。ちなみに1番大きいのはバーンズ・アンド・ノーブルBarnes & Noble, Inc.)。
昨年12月25日時点の負債総額は12億9000万ドル(約1080億円)。
ボーダーズは創業1971年、90年代に約10万冊を揃えた大型店を全米に展開、急成長した。
しかし、近年になってamazonや電子書籍端末などの影響を受け減収。
事情は米国最大の書店チェーン、バーンズ・アンド・ノーブルも同じで、電子書籍の対応に出遅れたために業績悪化に歯止めがかからない状態になっている。
個人的に大きな本屋さんに行った時のわくわく感が好きなので、大型書店には頑張ってほしいと思っている。
- ルポ 電子書籍大国アメリカ (アスキー新書)/大原 ケイ
- ¥780
- Amazon.co.jp
- Kindle解体新書 驚異の携帯端末活用法のすべて/スティーブン・ウィンドウォーカー
- ¥1,890
- Amazon.co.jp
- 電子書籍の時代は本当に来るのか (ちくま新書)/歌田 明弘
- ¥861
- Amazon.co.jp
百匹目の猿現象は、物理的に接触がないにもかかわらず、ある行動や考えなどが一定条件を超えると、それが同類の仲間に伝播するという、存在しない現象の事である。
話の元は、猿の「芋を洗う」という行為についてだった。
ある島に棲息する一匹の猿が「芋を洗って食べる」という行為を行っていたところ、同じ群れの猿も次々と真似をし始める。そしてその行動を取る猿の数が一定の数に達した時(仮に100匹とされている)、これらの群れの猿とは何の接触もなかった離れた地域の猿も、同じように芋を洗って食べ始める、という現象である。
冒頭に「存在しない現象」とされている通り、実際にはある地域の猿100匹が芋を洗って食べたからと言って、別の地域で同じような行動が出るという伝播現象は存在しない。
では、広い世界で何ら接触のない人たちが同時期に何か似たような事を考えたり、行っているということもあり得ないのだろうか。どうもそうではないらしい。
皆さんはイライシャ・グレイ(Elisha Gray)と言う人物を知っているだろうか。
彼はグラハム・ベル(Graham Bell)より特許申請を行うのが二時間遅かったために電話の最初の発明者になることができず、皆さんの記憶には残らなかったアメリカの発明家である(ただし、彼はその後FAXの原型を開発し、文字を電送することに成功した)。
こういうことをかいていると、カール・グスタフ・ユング(Carl Gustav Jung)のシンクロニシティ(Synchronicity)について言及したくなってしまうが長くなりそうなので別の機会に。
↓かなり理系な内容になってます。
- シンクロニシティ/管 啓次郎
- ¥2,548
- Amazon.co.jp
- シンクロニシティが起きるとき ~偶然ではない偶然~/スーザン・M・ワトキンス
- ¥1,890
- Amazon.co.jp
- グラハム・ベル空白の12日間の謎―今明かされる電話誕生の秘話/セス・シュルマン
- ¥2,310
- Amazon.co.jp
以上、Champlainでした☆