先日、僕の職場の近くで一人で行ける焼き肉屋を発見しました。


カウンター席がメインで、一人で焼き肉してる人がちらほらと。



僕 「これは……いける!」




というわけで先日行ってきました。


ええ。一人ですよ。


うっきうきで注文しましたよ。




でも座ってみると、なんかこう、意外と、微妙に、高い。


いやね? 店構えっての? あるじゃないですか?


安っぽいって書くと語弊がありますけど、リーズナブルな雰囲気のお店。



僕 (まぁきっと、いいお肉を使ってるんだろう)





だけど僕は知らなかった。


夜の街に勤めて十年ということが、いかに僕の価値観を狂わせていたのかを。



お肉のセットを頼んで、いざバーニング。



一人焼き肉の良いところは、最高の火加減を常にコントロール出来るということ。


人の好みは様々なれど、自分が一番美味いと思うタイミングを得られることが利点です。





僕 (……いまだ!)




ぱくり。


もぐもぐ。




僕 (うっわ……あんま美味しくねぇ……)





素直にそう思った。


そして気がついた。


以前の僕なら何食っても美味いとしか思わなかったのに。




そう……僕は時折いただくお土産や、連れて行ってもらう焼き肉の味を覚えてしまっていたのです。



つまり、大した人間でもないのに舌だけ肥えるという悲しみのアンサンブル。合掌。



しかし、肉はもう網の上である。


取り返しはつかない。僕のこの肉を食す。





だけど変わらない価値観もありました。





僕 (これならスーパーで肉買った方が幸せだったなぁ……)




高い焼き肉屋に行く選択肢が見えない男。



なのでさっき、良い肉を買ってきました。といってもタイムセール品ですが。





小説書いたら、焼くことにします。



さーて!



書くか!!