健全なる男子高校生なら、旅先で木刀が欲しくなる。



あると思います。


ただ実際に買っちゃうのは……たぶん、学校にもよるけど、3クラスに一人くらいじゃないでしょうか。



だって要らないですもん。


剣道部員がふるうのは木刀じゃなくて竹刀ですし。



そういった意味では、正しく木刀を使用してるのはマンガの中のヤンキーだけじゃないですかね。


や。もちろん正しく悪用なんですけれども。




僕 「というわけで、コレに使い道はない」




黒檀(こくたん)の木刀。


すげぇ固い。


こんなんで人を叩いたら、たんこぶで済めば儲けもの。


全力でイッたら、骨が砕けそうな。





僕 「なぜ買ったし」






数年後。






僕 「酒でも飲むかー! うわ、なんじゃこりゃー!」





冷凍庫に入れておいた氷が、袋のなかで溶けて、固まり、一枚の氷になっていた。





僕 「これどうしよう……ハンマーとか家にあったかなぁ……」





ふと室内を見渡す。


そして目にとまる。



あらやだ。木刀があるじゃない。






僕 「せいっ!!」





氷は粉々に砕けました。





僕 「よしこれで酒が飲める。ごくり! まずい!」





一度とけて固まった氷。


空気が混じり過ぎて、なんかスカスカな部分が多い。





今回得るべき教訓は。



木刀うんぬんは関係なく。





コンビニで袋入りの氷を買ったら、きちんと保管するか、全部使い切れってこった。