ほんのささやかな見返りを欲した。
求めたわけじゃない。僕はずっと黙って青空をながめて、視線を地面におとした。
なるほど、お似合いだ。なんて呟いてみせる。
何が何にお似合いなのかも分からないまま、ただ一つだけ言えること、うつむいている状態の方が僕には相応しかった。
僕の好きな作家さんが言っていたんですが。
地球温暖化について。
二酸化炭素の排出を減らしましょうって話し。
そのCO2ですが、電気を作る際にたくさん排出されるんですよね。火力発電的なアレで。
だから二酸化炭素を減らしたいなら、電気の使用量を減らしましょうっていうお話し。
ただ僕の好きな作家さんはひと味違った。
この話しのまとめはこうだ。
「将来的には、人間の数を減らすべきだ」
なんと合理的な。
いかにも科学者な発言である。
これは頭がおかしいとか、ブッ飛んでるとか、終末論者とか、虐殺者とか、そういう類いじゃなくて。
ものすンごいリアリストの発言なんですよ。
ええ、ええ、僕も同意です。
人間の総数は現状で既に飽和している。
貧困層の上に僕らはあぐらをかいている。
残飯が出るのは僕らにとって豊かさや幸福の象徴なのかもしれないが、本来ならばあってはいけない無駄だ。これは完全なる正論で、否定するには割と長い言い訳が、あるいは歪な感情論が必要になる。
貧困層、ひいては全人類に救済を、なとど謳うわけではないですが。
それでも人類が救われようと思うなら、やっぱり今の数は多すぎる。
って、無駄に考察しちゃうくらいその作家さんが好きなんですけどね。
森博嗣さんって言うんですけどね。
その人が書いた 「すべてがFになる」 って小説があるんですよ。
とても面白いです。
それが以前、ドラマ化されたんですよねぇ…………。
評判、すっごく悪かったんですよ……。
原作は素晴らしく。
俳優さんたちも頑張っていて。
ただ、あまりにも演出がお粗末であったと。
10点満点レビューで2.5とかでした。
そんな「すべてがFになる」ですが。
アニメ化されるらしいんですよ。
もう、マジで止めてくんねぇかなぁ。(小声)
駅前の謎のカレー屋が不味かったら笑い話にも出来るけど。
「お母さんのカレー」 って商品名のカレーがクソマズかったら、不愉快でしょ?
まぁ、なんだ。
とりあえず評判良かったらTSUTAYAで借ります(笑)