どうでもいい、砂粒のようなもので溢れかえった原風景。
乾燥していて、日差しに灼けて、カラカラに、空々に、なっていく。
僕 「犬とか飼いたい……」
友 「……お前、それは危険だぞ」
僕 「なんでだよ。いいじゃん犬。可愛いじゃん」
友 「確かに。俺も昔家で飼ってた。だがお前はダメだ」
僕 「なして」
友 「婚期を逃すOLの三条件、というものを知っているか」
僕 「知らんが」
友 「独り身で、マンションを買う、ペットを飼う、アイドルを追っかける、だ」
僕 「ほう」
友 「絶対ってわけじゃないけど、そういうシングルはシングル道を突き進むらしいぞ」
僕 「一つ言っておく」
友 「なんだ」
僕 「俺はOLじゃねぇ」
友 「あー、はいはい。オフィスボーイね」
僕 「オフィスでもないがな」
友 「へい、ボーイ。恋人十年もいない三十路がペットとか飼ったら、酷いことなるぞ」
僕 「酷いこと?」
友 「まず溺愛するだろうな」
僕 「するな。っていうか、愛するために飼うんだからな」
友 「お前のペットロスは深刻そうだな」
僕 「あー」
友 「大事な物っていうのは、こう、難しいな」
僕 「悲しみを避けるために、喜びを捨てろと?」
友 「それを言われると辛いが。でも、お前はペットじゃなくて人を愛するべきだと思う」
僕 「誰も愛してくれねーんだよ。くそ、世界滅びろ」
友 「よし分かった。とりあえず、あっちのテーブルのおねぇさんに声をかけてこい」
僕 「断る」
友 「Ok。一生何かを呪って生きてろ」
僕 「お前ひどすぎだろwww」
友 「事実だろうがwww」
あ、ちなみに二人ともベロベロでした。
今年のクリスマスは前日がお休みなので、そこまでには何とかしたいです。