満月に魅せられた者。


狂気に浸された者。


ルナティック。


月が惑わす夜。





帰宅途中。


近所のマンション付近が騒然とした雰囲気になってました。




ド真夜中だというのに、野次馬多数。


パトカーと消防車と救急車が見えます。


大出動です。





※ 「あwせdrftgyふじこlp;-!!」





マンションのベランダで叫んでいる男性がおりました。







僕 「なんじゃありゃぁ……」






現場を注意深く目視。



出動した人数は、およそ15名。内訳不明。



五人がかりで大きな物体を左右に動かしたりしていました。


それがトランポリンのような、要するに落下する人間を受け止める物だと理解。



続いてマンションのベランダに視線を動かす。


暗くてよく見えないが、どうやらベランダから身を乗り出して、今にも落ちそうな感じ。



えらくラフな格好だったので 「浮気現場が本命彼氏バレてベランダに待避」 というケースを想像。


騒いでいるのは本命彼氏かな?





とか思ってたけど違った。


叫んでいるのはベランダ男、本人だ。




どうやら携帯で誰かと話させろ、と要求しているらしい。




自殺志望者? というケースを想像。





数分ほど様子を伺います。




言動の荒っぽさ。

そして大声。真夜中だからよく響く。

格好はともかく、ベランダの手すりを乗り越えたり、戻ったり、ウロウロしたり。

支離滅裂感がハンパない。







僕 「…………あっ、これ錯乱してるわ」






なるほどなー。



お酒かなー、おクスリかなー?





月が綺麗だなぁ。


すーぱーむーんだなぁ。


セーラムーンの最終形態かなぁ。





錯乱にドラマはねぇ。



そう判断して僕は家路につきました。









今回タメになったこと。



落下を受け止めるトランポリンはとても巨大だが、数名で動かせるほどに軽量だということ。


真夜中なので、職員らはとても静かに行動していたということ。



立ち振る舞いから 「めんどうくせぇ」 オーラが出ていたこと。




いつか小説に活かせるかな。







ちなみにニュースになったかな、とネットで検索しましたが何も情報出てきませんでした(笑)


無事に解決したんですかね。




関係者各位の皆様、お疲れ様でした。