格好いい、という言葉がある。



基本的には僕と無縁の言葉である。





この格好いいという言葉。


小学生ぐらいだったら、完全に外見の話しである。


中学生ぐらいだったら、顔+雰囲気であろう。


高校生だったら、顔+雰囲気+ファッション、それと若干の独自性であろうか。



これが大学生ぐらいになると、少し混濁し始める。


基本が顔なのは絶対に変わらないのだが。所詮は基本である。応用が出来るようになる。



雰囲気とファッションと独自性は、基準値が下がる。


多用な価値観に触れることにより、自分の中の絶対値が下がるからである。



また、このぐらいの時期から僕のような不細工でも恋人が出来たりするようになる。


理由はいくつかあるけど、どれも例を挙げる程絶対的な理由ではない。



強いて二つほど例えるなら。



「この人には自分しかいない」 という救世主めいた、自己満足。


「理由は無いけど好き」 愛かもしれないし、盲目かもしれないし、ただの自己補完なのかもしれない。





さて、話しは変わるが、僕はかつて壮絶なデブゴンであった。


モンスタークラスと言っても過言でないほどに肉塊であった。ミートボール雪尋である。



故に、異性から「そういう目」で見られた経験はついぞない。


僕の人生の難易度はそれなりにハードモードだったわけだ。




しかしこの一年で、僕は太っただの痩せただの言われながら、デブと呼ばれることは無くなった。


冷静に見るならまだ肥満体の領域に片足突っ込んでいるのだが。



世の中の人は優しくないにせよ、常識を持ち合わせているのでデブとは呼ばれない。




しかし相変わらずモテない。


僕の人生がハードモードなのは、肉のせいではなかったのだ。


全てに原因があったのだ。




鏡に映った自分をディスったり、「お前は誰だ?」と問いかけ続けると発狂するのが人間らしいので、そういう精神衛生上よろしくないことはしない。



もう三十路近いオッサンである。


今更顔のことはどうしようもない。


どうこう出来るのは他のことだ。 (どうこうするつもりはねぇけどwww)



ふいんき。あれ、漢字変換出来ない。なんだふんいきって。   (ふいんき)


ファッション。産まれてこのかた、ファッション誌というヤツを一度も買ったことがない。


独自性。これはあるかもしれないけど、マイナスの独自性というヤツもこの世には存在する。



そしてアラサーともなると、上記以外のステータスにも「格好いいか、否か」という項目が増える。



まぁ第一は「お金」である。


アラサーともなれば「末永いお付き合い」という言葉がついて回るものだ。


その生活を支えるための貯蓄はあってしかるべきである。



だが、そのお金。ただ貯めればいいというわけではない。


使う者が、格好いいと言われるのだ。



しかし何でもかんでも使えばいいというわけではない。


誰かのために使うのが一番格好いいとされているが。


他の使い方は僕には難しくて、説明も模倣も無理である。




その次は「生き様」である。


三十路近くともなれば、そりゃドラマティックな出来事の二つや三つあるはずだ。


それを乗り越えた自分の強さや自信なんかが、風貌や言動に表れたりする。


雰囲気という要素に似ているかもしれない。理由のある、オーラ。





最後にはなるが、格好いいとは別の、いわゆる一つのモテ要素。


それは「面白い」ということである。


これは小学生時期から適応出来る重要な要素だ。



そう、モテる者とは、格好いいヤツか、面白いヤツかのどっちかだ。


優しい人を好きになるのは、心がとても綺麗か、あるいは疲れているかのどちらかだ。








さて。


僕は好んで、この連休を一人で過ごした。


絶好調の孤独癖である。


一人でBarとか行って、一人でワイン一本空けて、帰宅してウィスキーを飲んだ。


二日目は、ご飯をお腹いっぱい食べて、本を読んで、たくさん寝た。




そして今日から仕事である。


気力は十分なのだが、少し、大したことではないが悩みがある。





僕は自分のことを格好いいと思わないし、格好付ける気もない。


割と一人で生きていけるし、このまんまだろうなぁという確信があったりする。


あとこれが致命的なんだが、別に格好いいと思われたくもない、ということだ。





僕 「……なら、もういいんじゃないだろうか?」




別に人間と接して生きていかなくても、よろしいんじゃございませんこと??









連休が楽しすぎ、僕の孤独癖がMAXである――――という悩み。









いやああああああああああ!!


なにこれ!


なんなのこの生き物!!



そりゃ引きこもりの資質十分だわ! 実際七ヶ月引きこもった経験あるわ!!




ぐぬぬぬぬぬぬ!!



でも僕は自分で言うのもなんだけど常識を持っており、仕事においても責任がある。


あと別に仕事は嫌いじゃない。むしろ好きである。じゃなきゃこんなに続けてない。



だがしかしッ!!



うわー小説家なりてぇーーー!!






読み返すと、なんか壮絶に失恋したみたいになってるのが笑える。


ファック、失恋どころか、そもそも出会いすらねーよwww




――――あ、違うわ。出会いはあるわ。



Barで一人で飲んでた時に、バーテンダーさんが気を利かせて(?)


隣りにいた女性二人との話しに混ぜようとしてくれたんですけど。



その時の僕は孤独癖最高潮な感じだったので、愛想良くはしたけど、話しに乗らず。


しかもそれが「面倒くせぇ」って思っちゃったから、即座にワインを飲み干して帰ったわけで。


ならそもそも出かけるなよ、とすら考え始めて、考えるのが面倒になったから家飲みして。



――――つまり、僕は出会いってヤツを全力で投げ捨てていて。




あの二人組の女性の、顔すら見ていない僕は、なんかもうそういう生き物なんだろうな、って。







ほら見ろwwww


ひでぇ生き様だwww




この社会に適応こそ出来ているけど、自分の本質とはズレがある。




なんで生きてるんだ俺。









という所で、一応僕の暴走思考は停止したのである。


先ほど言った通り、十分に休息は取ったので気力は十分である。




まだ戦える! 頑張れる!




というわけで、今週もはりきっていきましょーーー!!