またスノボに行ってきました。


今期は二度目。




女鹿平(めがひら)という所に行きました。



バスで揺られて四時間。


大人数で行ったのですが、後部座席が宴会場と化し、大変な騒ぎに。


到着までに数人が酔いつぶれておりました。




そして現場到着。




僕 「……ええ天気や」




雪が見当たりません。


数人はそんな現場を見て、温泉に行ってしまいました。





しかし、それでも営業中のスキー場。


ゲレンデにはちゃんと雪があって、僕は一安心。


全然寒くなかったので、ウェアの下は半袖一枚という状態で突撃しました。






女鹿平。


良いスキー場です。


広くてゆったりしており、難易度も低いので僕のような中級者の下、というレベルでも楽しめます。



五回ほどリフトに乗ったあと、同行していた社長さんと遭遇しました。




社長 「おう雪尋くん。滑ってるか」


僕   「楽しんでますw」




話しの流れから、一緒にアタックすることに。





社長 「しかしここのは簡単だよな。退屈だ」


僕   「社長上手ですからねぇ。まぁ、僕には合ってます」





リフトの途中で色々と解説。




僕 「あそこは封鎖で、あそこが一番急で、あっちはイージーモードですね」


社 「一番急? よし、そこに行こう」




僕 「え。でもあそこ、本気で厳しいですよ?」


社 「楽勝だろ」





というわけで、一番の急斜面に到着。


のぞき込んで、僕は 「うへぇ……」 と声がもれました。




僕 (怖いわぁ……こんなん滑りたくねぇ……)


社 「なんか簡単そうだな」


僕 「!?」







社長、ザーッと滑って、がーっと降りて、手を振る。



僕は派手に転びながら、ブレーキングをかけまくって、なんとか滑り降りる。




僕 「た、たまらんかった……」


社 「遅ッ! なんであんなトロトロ滑ってるわけ?」



僕 (いや……結構がんばったんですけど……)





その後、即座に下山する社長。


その遠ざかる背中を必死で追いかける僕。



僕 「は、速すぎるわっ!」







僕 「つ、疲れた……」


社 「もう一回」



僕 「え」






リフトにて社長が僕に指示を出します。



社 「さっきのは遅すぎた。次はブレーキかけるな」


僕 「!? す、スノボってそういう乗り物じゃn」



社 「かけるな」


僕 「了解です」





無理でした。





社 「またブレーキかけたな!」


僕 「だ、だって……あんだけスピード出て転んだら、骨折しm」



社 「もう一回」


僕 「はい」





そしてまた遠ざかる社長。


ちょっと待って。あと少しで追いつけそう。あ、やっぱ無理だわ。






社 「いいか? 転んでも死なない。怪我もしない。大丈夫だから」


僕 「うう……いや、絶対怪我すると思うんですけど……」



社 「ビビるな。普通のことなんて、普通の奴にやらせておけ」


僕 「なるほど……」



社 「難しいとか怖いとか、アホな事言うな。やるか、やらないか、だ」


僕 「帝王学ですなぁ……」







そして時間的にラストアタック。


僕は急斜面の前に立ちました。





社 「分かってるな?」


僕 「ビビらない。ブレーキかけない」



社 「よし、行け」


僕 「スピードの、限界の向こう側にダーイブ!!」





接地。


加速。


あまりの斜面に臆しそうになりますが、足下をしっかり定めて直滑降。



すぐにスピードに乗って、加速、加速、また加速。


そして先ほど僕がブレーキをかけた所を通り過ぎて、景色が一変。



この感覚は、アレだ、バイクに乗ってる時みたいな――――。






僕 「へブッ!?」




空が見えました。


雪が飛び散りました。


僕 (あ。青空だ)


膝がもげるかと思いました。


僕 (お。青空。良い天気だ)



ようやく転んだことを自覚。


板を制御して、なんとかブレーキをかけようとしますが、無駄です。


視点が後方に移って、また青空と、降りてくる社長の姿が一瞬。


体が落ちるのは止まらず、尻から落ちます。




そのままズリズリと数メートルほど下に流されて。


頭上のリフトから笑い声が聞こえました。




※ 「すげぇwww」


※ 「ヤバイねアレwww」





まだ何が起きたか、正確には把握出来ていません。


ようやく止まった体。僕は立ち上がろうとして、また転んで。




社長 「wwwwwwwwwww」


僕   「わ、笑いすぎですがな……」



社長 「すげぇwww五メートルはフッ飛んでたぞwwww」


僕   「……左様ですかw」




ようやく立ち上がります。


うん。どうやら怪我とかはないみたいだ。




社長 「あれ? 無事?」


僕   「ええ、まぁ。なんとか」




社長 「絶対死んだと思ったんだけどなぁ」


僕   「ちょっwwwwww」






空が三回見えました。






そのおかげで、そのターンの下山は楽勝でした。


スピードが出ても、なんか恐怖感が麻痺ってるのかスイスイ行けます。


そう、僕は自分の限界を突破したのです。







下山してのビールがとても美味しかったです(笑)





また来年もスノボに行きたいですなぁ。







おまけ。




団体の中にはお子さんも含まれており。


トイレとかに連れて行ったりしました。




僕 「あら、いっぱいみたいね」


子 「もれる-」





清掃員 「あ、お父さん。こっち終わりましたんでどうぞ」


僕    「ああ、わざわざどうも。あっちは空いてるんだってさ。行けば?」


子    「うん!」








……お父さん?



えぇ……?






筋肉痛マックスですが、今週も頑張ります。