一番好きな○○は何?
っていう問いかけ。
あれって、実は凄く難しいものだと思うんです。
例えるなら「水とビールどっちが好き?」
喉がカラカラなら 「ビール!」 と答えるでしょう。
しかし二日酔いならば 「水以外見たくも無い」 でしょう。
価値観は変動するものです。それも、場合によっては容易に。
ですので、僕が一番好きな本 を決めるのもすごく難しいという事です。
「好き」は、存外簡単に裏返る。
それは例えば、あんなに好きだった恋人が、いつの間にか鬱陶しく感じるようなもの。
恋多き皆様ならよく分かる事象でしょう。
僕 に は 全 く 分 か り ま せ ん が 。
かっこ笑いかっことじる。
ですが、過去は変えられません。
その瞬間に感じたモノというのは、確定事項。つまり揺るぎない「結果」であります。
「一番愛してる人は誰?」 という問いかけは、その瞬間の感情を尋ねています。
ですが 「一番愛した人は誰?」 という問いかけには、それぞれ考えるところがあるでしょう。
故に 「一番衝撃を受けた本は?」 という問いには微妙に答えられるような気がします。
順位を決めるのは難しいかもしれませんが、好きと嫌い、愛と憎よりはだいぶマシです。
僕 「そう考えると、僕が一番愛した本とは……」
うーん。
やはり、一番読んだ本は 「僕らの七日間戦争」 でしょうね。
あれ以上に繰り返し同じ作品を読むということは、今後僕の人生においてないでしょう。(断言)
しかし悲しいかな、それは過去形の愛。
しかも、他に本を知らない、幼き頃の愛。なんかアイアイ言ってると背中がかゆくならぁ。
じゃあ一番衝撃を受けた本は?
……答えられん。
心に残った本なんて、数え切れないくらいある。
その中での頂点を決めるなんて、無理くさい。
とっさに答えることは出来たとしても、それの絶対性はあまりも希薄であろう。
最近なら、とか。ここ数年なら、という具合では答えられるんですが……。
要するに、だ。
永遠の愛なんてねぇんだよ。
けっ、理論が飛躍してやがる。どうせ酔っ払いだよこんちくしょう。
(゚∀゚)アヒャ アヒャヒャ
でも「愛してる」って感情が確かにあるのなら。
それは未来においても 「俺は愛してたんだ」 という言葉は、きっと真実。
愛した本は、片手じゃ数えられない。
いつか僕の作品が、誰にとってそうなれたらいいのだけれども。