その名も 「もったいないオバケ」




あっ! 冷蔵庫に賞味期限がぎりぎりのヨーグルトが!


誰だよ、買っておいて食べてないやつは! ……どう考えても俺だよ!!




捨てるのはもったいないから、食べましょう。


もぐもぐもぐ。






おや。このテーブルに残った餃子。


誰も食べないのかい? まだ結構残ってるよ?


……食べ、ない。うん。誰も食べようとしない。




捨てるのはもったいないから、食べましょう。お腹はいっぱいなんだけど!


もぐもぐもぐ。






うぃー。酔ったぜちくしょー。


もう飲めないんだぜー!



ああ、でもボトルにグラス一杯分残ってるなぁ。



捨てるのはもったいないから、飲みましょう。もうベロベロだけどね!



ぐびぐびぐび、あ、チーズも少し余ってら。もぐもぐもぐびぐび。







体重計 「やめれ、乗るな、軋む(きしむ)」


僕    「……………………」






ヤツの名はもったいないオバケ。


俺たちに地球資源の大切さと、過剰な飲食という罪罰を押しつけてくる、良い奴だ。



正義感あふれてる委員長(ただし凄くうざい) みたいなキャラだな。


ちびまる子ちゃんの「丸尾くん」をもっと歪んだ感じに成長させたヤツ。






もったいないオバケが出たら僕は負けてしまうので。


そもそも、もったいないオバケが出ないように配慮したいものです。




食事とは、店に入る前から始まっているのである。




今週もよろしくおねしゃす。