それは平和な深夜五時の話……。
僕 「今日も疲れた……」
ある所に、一人の 平凡な ちょっと変な 青年 中年 青年がおりました。
彼はどうやら疲れている様子。早く寝ればいいのに。
しかし彼は、固めすぎてワケの分からなくなった決意を抱き、パソコンに電源を入れました。
僕 「さぁて、小説を書きますか……」
どうやら夢を追いかけているようである。
まず現実を見ろと言いたいが、彼の人生だ。放っておこう。
僕 「カチャカチャカチャ……」
パソコン 「 ブッ 」
僕 「え?」
パソコン 「ぷしゅーん」
僕 「ちょ……いきなり電源落とすな!! 今まで書いたのパーじゃねぇか!!」
彼は「排泄物!」的な罵倒をパソコンに投げかける。
するとそれに応えるようなタイミングでパソコンの再起動が始まった。
僕 「くそう。オートセーブが何分前に実行されたかがキモだな」
まぁ大丈夫だろう。
記憶もまだ新しい。再び書くのは難しい問題ではない。
パソコン 「ハードディスクエラーだよ」
僕 「画面が青い!! ……そういうのいいから。早く起きろ」
パソコン 「ハードディスクエラーだよ」
僕 「……もう一回再起動してやるからさぁ」
再起動。
パソコン? 「ハードディスクエラーだよ」
僕 「ちょっ……」
パソコン? 「Stop:00021 あんのうん、はーどでぃすく、えらー だよ」
僕 「ま、まさか貴様!!」
パソコン? 「くっくっく……」
僕 「貴様、パソコンではないな! 誰だ!!」
ただの箱 「お前のパソコンは、死んだのさ」
僕 「なっ、まさか、そんな、、、、Noooooooooooooooooooooo!!!!」
ハードディスクが壊れた。
それは要するに、人間で言うなら精神が壊れたのと同義。
セーフモードですら立ち上がらない。
これは、まさか、致命的なヤツなんじゃ。
え、ちょ、マジ?
え? 小説は?
俺が七年かけて書いた有象無象の文章達はどこに行ったの?
ただの箱 「天に召された」
僕 「―――――――。」 (言葉にならない)
僕 「いや、まぁ、バックアップくらい当然取ってるけどな」
しかし最終保存は一ヶ月前である。
くそう、俺の一ヶ月分の執筆が飛びやがった!!
まず僕は、ハードディスクのデータ復旧にいくらかかるのかを調べました。
もしハードディスクが生きているのなら (物理損傷じゃなくて、アクセスが出来ないだけなら)
復旧の可能性はある。
僕 「ほう。五万~二十万か」
脊髄反射で 「しょうがねぇ。払うか」 と考えた。
しかし、待て。ちょっと高い。
いや払うけどさ。五万でも十万でも。
流石に二十万だったら払わない。もう一回書くわ。
僕 「せめて、あがいてみるか」
というわけで、パソコンを新調しました。
僕が使っていたパソコンの半額程度の金額でしたが、性能は倍以上。
時代の流れを感じるパソコンです。
パソコン 「Osはウィンドウズ7 CPUはサンダーブリッジ7 HDDは1.5TBで、メモリは8ギガです」
僕 「あの……小説書くだけだから、そんなにハイスペックじゃなくてもいいんですが……」
パソコン 「ブルーレイだって使えますよ」
僕 「PS3持ってます。映画ならそっちで観ます」
パソコン 「どうせ先代みたいに、365日の酷使するんでしょう? ハイスペック上等じゃないですか」
僕 「そりゃそうだけどさ……」
パソコン 「恋人にクリスマスプレゼントを買った、と思えばいいじゃないですか」
僕 「なるほど。それと比べれば安上がりだね♪」
慣れないから使いづらいです (><)
でも流石に高性能。速い。処理も展開もすげぇ速度です。
僕 「ところで、テキストエディタに使っていた一太郎のソフトはどこだろう……?」
小説wwww書けないwwwwwww
一太郎無いから、ファイルが開けないんです。
無くした。まぁ六年以上前の代物だからしょうがない。
買いに行かないと。
ああ、類似語辞典も買わないと。
僕 「しょうがない。復旧作業でがんばるか」
くたばったはずの先代ですが、データはきちんと残っていました。
小説も一か月分じゃなくて、一時間分がパーになっただけで助かりました!!
やったね!
あと写真とか、音楽とか。
ただ思うのが、ハードディスクに1.5テラバイトって過剰すぎませんかね。
テレビチューナーとか付けて、番組を保存するとかしないと埋められませんよコレ。
そしてテレビは観ない雪尋くん。
ゲームもしない。
よって大容量なHDDは必要無い。
まぁいいか。
大は小をかねちゃうのだ。
僕 「そして今度はインターネットにつながらなくなった」
どうやらサーバーが不調らしい。
入れていたソフトが、入れられない。
小説も書けない。
ブログも更新できない。
復旧もまだ終わってない。
僕 「……ワインでも飲みながら、小説読むか」
みんな。データのバックアップは、とっても重要だぜ。
たった百メガバイトに、僕の七年以上が詰まっているだ。
それはデジカメで取った一枚の写真よりも低いデータ量だけど。
僕にとっては、一万枚の写真よりも価値があるんだ。
まだ金にはならないけどな!
よっしゃ、今年もあとわずか!!
がんばるぞ!!