滝。
たき。
滝である。
瀑布ともいいます。
それは高所より水が落ちる、水流形態の一つ。
世界一の滝といえばナイアガラ。
そして滝といえば、そう、修行であります。
白衣を着たお坊さんが、念仏を唱えながら滝に打たれる……。
そんな光景を、日本人なら誰しもが想像可能でしょう。
スーパー銭湯とかの打たせ湯で 「修行!」 って叫ぶ小学生なら大量にいるのでしょうが、
しかし、実際に滝に打たれた人となると、どうでしょう。
お客様 「滝に打たれに行こう」
僕 「またまた、ご冗談をwww」
客 「…………」 (無言でこちらを見る)
僕 「……あ、ガチなんですね」
というわけで、行って参りました。
ロケーションは、冗談抜きで、山奥。
潰れたホテルを通り過ぎて(雰囲気がすごくホラー)
すごく狭い山道を進み(車降りた方がいいんじゃないですかコレ……)
文明の気配が無くなる頃に見える緑の看板。
看板はそこが「観光地」なのだと主張していますが、僕にはその緑色がとても嘘くさく見えました。
まるで墓地に花火の自動販売機が置いてあるような。
ちなみに道はこんな感じです。
……道?
………………これ、道か?
天候は肌寒く、雨。
僕 (いや、とりあえず来たけど……マジで滝に打たれるのだろうか……)
すっ転びそうになりながら進むと。
僕 「おおう……滝だ…………」
正直に言うと 「想像してたのより小さいなぁ」 と思いました。
こんな足場も通ります。
僕 「こんな奥地の野外に設置されてる橋だ。そりゃぁ、さぞかし頑丈だろうとも!」 (ポジティブ)
そして、真横から 「ドドドドドドド!」 って音を立てている滝を見上げてみました。
まぁ、綺麗な光景。
しかし、じっと橋の上で考えてみる。
僕 「……あれに、打たれる?」
あれ?
おかしいな。
さっきは 「小さい」 って思ってたのに、なんか、大きく見えるぞ。
……ビビってるのかな?
あ、違うわ。
遠近法だコレ。
近づいて分かる、その迫力。
いや、確かに滝は細い。
しかし、水の流れ出ている位置が、圧倒的に高いのである。
天候は雨。
肌寒い。
なんていうのかな、一発で風邪を引きそうな予感。
僕 「社長! やっぱ止めてもいいですか!!」
客 「海パンは持ってきたか!」
僕 「Sir, Yes sir!!」
こうして雪尋(27歳)は、人生で初めて 「滝に打たれる修行」 とやらを、体験したのでありました。
次回につづくー!




