色々と悩んで、結局は大分に行きました。



大分県。 九州地方の、右側。


地図でみると、あの顔っぽい部分です。




天気予報は 曇り時々雨。


見上げた空は、ただの曇り。




僕 「いまがチャンス! さ、出かけるぞ!」


あ 「えー。本当に行くの? 面倒なんですけど……」




同行者はアィーシャさんです。


面倒と言うわりには、準備は完了のご様子。




僕 「さぁ、出発(デッパツ)だ!」


あ 「……おー」




二十分後。



僕 「あいたたたたたたたた!」







何が痛いって、雨ですよ雨。


高速道路の雨。


あいつらマジ容赦なかったです。




例えば僕が時速80kmとするじゃないですか。


んで、空から降ってくる雨が落下速度的に時速20kmぐらいと仮定するじゃないですか。


もういっそ 雨=時速100kmとするじゃないですか。


そんなのが僕の顔面とかにバチバチ当たるわけですよ。(メットはフルフェイスじゃなくて、半メットです)



そりゃ、痛いわ。


圧縮水鉄砲じゃあるまいし……。





なので、最寄りのパーキングにたどり着いたらそこで雨宿りしたり。


手持ちぶさただったので、軽くご飯食べたり。


アィーシャさんも、別に腹は減ってなかったみたいですが、ちょっとつまんでました。



僕 「しかし、このテンプラ。こういうトコでしか食べないけど美味いよなぁ」


あ 「そんだけ高かったら、美味いのも当然なんじゃないの?」



僕 「確実にボラれてるって、分かってるんだけどね」


あ 「……ああ、原価は低いのね」




そりゃそうだ。




看板を見ると、福岡から大分まで だいたい150kmぐらい。


しまった。長崎の方が近かったか!


って気がついたけど後の祭りです。


僕たちはすでに高速の上。脱出は不可能だ。



僕 「……やっぱ食べておかないと、キツいかもな」


あ 「まぁ、そうだろうね。結構疲れるもんだし」



僕 「すいませーん。こっちのアメリカンドッグもくださーい」


あ 「……なにも、そんなモン食べたなくていいじゃん」



ケチャップだばー。



雨が止むまで、ぼんやりと「高速を用いたアリバイトリック」とか考えてました。

成立しませんでした(苦笑)



小雨になったので、無理矢理出発。



あ 「もう行くの?」


僕 「ラチがあかないからね」




降ったり、止んだり。



僕 「ぎゃぁぁぁぁ!」


トラックが僕たちの前に流れ込んできて、濡れたアスファルトの水しぶきをもろにかぶったり。



僕 「ぬぅぅぅぅぅぅ!」


隣で爆走してく軽自動車が巻き起こす、霧みたいな水しぶきを顔面中にあびたり。




僕 「死ぬぅぅぅぅぅ!」


アスファルトが凹んでて、タイヤ持って行かれそうになったり。






でも、景色が綺麗でした。


そして何より、雨が止んだ後とかは森の匂いとかがすごく鮮麗でした。



なんというか、栄養があるような。


吸ってるだけで長生き出来るような。


そんな、フレッシュな森の香り。




僕 「酷い有様だけど、来て良かったなぁ」


あ 「車の方が良かったんじゃないの?」



僕 「便利な移動手段なんて味気ないじゃん。こういうのがいいんだよ」






やがて、150kmを走破した僕は、いよいよ大分入りするのでありました。





続く!







あ、あとアィーシャさんを紹介しておきましょう。


賢明なる読者様方におきましては、もうお察しの通りではございますが。




本田アィーシャさんです。



夜の方法




はい、愛車です。


ホンダのVツイン・マグナでございます。(250cc)








ああ独り旅だよ!!


いつものことだろ!?







てなわけで、続く!