インプット それは、情報を頭の中に入れること


アウトプット それは、情報を外に出すこと




読書がインプットで。


執筆がアウトプット、ということです。






それは眠りにつく直前のこと。




僕 「……z……ん……z…………はぁっ!?」



一瞬、脳が閃きました。


まさに電撃的。


あふれ出てくる、小説のネタ。



スラスラと文字が浮かんでくる。


これは凄いネタを思いついたぞ。



書かねば……!




僕は寝ぼけながら、枕元に置いているノートを開きました。


そなえつけていたペンを握りしめ、書く!




僕 「カリカリカリカリカリ……ああああああああ!?」





二行書いたら、あとの内容全部忘れた。




僕 「ガッデム……あああ! ちくしょう! なんてこった!」



よくあることです。


起きたら書こう、とか思って寝ると、後で絶対に書けない。



何か閃いたことは覚えているけど、何を閃いたのかは全く覚えていないという。




チャンスの女神には、前髪しか無いらしい。


だからとっ捕まえるためには、その前髪をしっかりと握りしめるしかない。


前髪を逃したらもう後は無い。彼女は後頭部ハゲ。




そんなこんなで、その日の僕は彼女の前髪を二本だけ抜いて終了。


何度経験しても悔しいもんです。




閃きという情報が現れ、それが脳にインプットされる。


しかし悲しいかなそれは刹那の閃き。


両手ですくった水みたいに、ダバダバとこぼれていく。



その瞬間のインプットをアウトプットしようと思っても、この両手はもどかしい程にノロマである。


なにもかもが遅い。


もっと、こう、脳みそにダイレクトで接続出来る機器みたいなのが欲しい。


考えただけで文字が打てる装置とか。


思考するだけで小説が書けるとか、マジすげぇ発明だと思う。



そこに洗練はないけど、とりこぼす閃きは無くなる。


そして洗練は後ですりゃいい。



まぁそんな装置、ドラえもんぐらいしか持ってないだろうけど。






とか思いながら、僕は悔しくてペンを置きました。






僕 「………………ん?」




あれ。いま僕……なに考えてた?




僕 「寝ぼけながら……アウトプットの遅さについて、苦悩してた」





なんだろう。


そのお題、どこかで聞いたことがある……。



なにもかもが遅い。




僕 「って……ああ……分かった…………おもっくそ、真賀田四季博士の台詞じゃねぇか」






はーい! こっからちょっとマニアックな話しになるよー!



真賀田四季 博士。


僕が「この世で最高の天才」だと認識するキャラクターです。


森博嗣という作家さんが描かれた人物なのですが、完璧に天才です。



「全てがFになる」から始まって「有限と微少のパン」へ収束する全十作。


「黒猫の三角」から始まって「赤緑黒白」から【――ネタバレ回避処置――】する全十作。


そして「四季」という冠タイトルで始まる 春 夏 秋 冬 の全四作。



ちなみに、全部ミステリー小説です。本格派推理小説です。犯人分かりません。



以前どこかでも話したのですが 「天才を描けるのは天才だけ」 という僕の持論はこの辺から生まれました。




その、天才が描いた天才の台詞を寝ぼけながらパクって


「あ、俺いまちょっと賢いこと考えてる」


とか悦に浸ってる自分がひたすらにキメェwwwwww





orz




しかし、無意識でパクって改めて理解したけど。


やっぱ博士は天才や。



本格派推理小説です。


読書慣れしてない人やミステリーが好きじゃない人には多少手こずる作品かもしれませんが……。


大丈夫。僕はかなり手こずったくせに、大好きです。




まずは「全てがFになる」から。


よろしければ、読んでみてください。




そんなわけで、自虐と僕の好きな作家さんの紹介でしたとさ。




まった来週ー