部屋の大掃除をしていると、変なものが出てきた。




僕 「なんだ、この造花」



赤いバラが出てきた。


しかし、造花というには作りがショボい。というか布製だ。




僕 「……ああ! これ、パンツか!」



不意に記憶が蘇る。


その造花、実は女性用のTバックだったのです。


綺麗に折りたたまれて、花みたいな形になってるんです。ちゃんとクキもついてます。



なぜか大量にウチの店にあった物を、一つだけ僕が引き取ったのでした。




僕 「そうそう。なんかのネタで使おうと思ってたんだよなー」




まぁいらないんだけど。


僕はポイッ、とそのパンツみたいな造花を捨てようとしました。





僕 「…………いや、ちょっと待てよ?」




そういえば、今までにしたことのない、初体験をやっていこうと先日決めたじゃないか。


そしていま、ここに、女性用のパンツが出てきたわけだ。


もちろん新品だ。



そして諸君に問おう。パンツとは、なんのために存在する?




僕 「かぶるために……いや、違う。それはネタ的な意味だ」



パンツの本質とは、問うまでもない、はくために存在するのだ。







僕 「題して、女性用Tバックをはく雪尋………………」






軽くイメージしてみる。






僕 「……ただの変態だッ!!」






あぶねぇ。


いくらネタを求めての行為とはいえ、帰れない境地に至るところだった。




そういえば先日アメリカで「眠れる殺人鬼」とか呼ばれてたオッサンが逮捕されたな。


女装癖があって、女性用の下着を身に纏った自分の写真をたくさん撮っていたとかなんとか。


変態でしかも大量殺人犯。レッツ死刑。




話しがそれた。




僕 「あぶねぇ……童貞こじらせて、女モノのパンツはいちまうとこだったぜ………………」





いやー、あぶないあぶない。


だいたいそんな行為、ブログにアップできねーよ。


流石にそこまで狂ってねぇよ。





僕 「………………」




まぁ、でも、ね?


一応さ? こう、見るだけならいいだろ?


そこにパンツがあるんだからさ。


問答無用で捨てないでさ、広げてみればいいじゃん! じゃん!



見えない何かに言い訳しながら、折りたたまれたパンツをほどいてみました。




僕 「おおう。これがTバック……つーか、薄いわ細いわで大変だなコレ」



なんだろう。男には理解できない下着だ。こんなん付ける意味あんのか。





僕 「…………………………………………いやぁ、ないわー。流石にそこまで出来んわー」






ないない。


するわけねーよ。


そこまで堕ちてねぇよ。



なんぼネタに困ってるからって、そこまで出来ねーってば。







僕 「………………………………………………………………………………」













ズボンの上からでもいいから試そうと思ったら、小さすぎて入らなかった。








あっぶねぇぇぇぇぇ!!



危うく変態になるとこだった!






僕は爆笑しながらゴミ袋にパンツを捨てました。



捨てたあとで 「変態仮面ってマンガが昔あったよな」 とか思いだしました。


(知らない人は、知らないままでいてください)


ちなみに、変態仮面ごっこはしませんでした。


ゴミ袋のなか、煙草の灰でメチャメチャになってたんです。


いや、例え綺麗な状態だったとしても、変態仮面ごっこなんてしませんけどね。



信憑性とか無いに等しいけど、信じてクダサイ。







もう二度と、あんな馬鹿なこと考えないよ。