僕 「さて。日曜日」




なにしてやろうか。


ここ最近の僕は日曜日を 執筆・読書・ワイン でしか送ってない。


これはいかん。生活までもがマンネリ化しておるわ。へっへっへ。




僕 「買い物にでも行こうかな……」



しかし別に欲しいものなんて無い。


強いて言えば、コーヒーをインスタントじゃなくて豆から飲んでみたいから、そういう道具が欲しい。


いや、繰り返しになるけど、別に要らないんですけどね? 本当に「強いて言えば」というレベルなんです。




僕 「さて、どこで売ってるんだろう」



反射的に「デパート」という単語が浮かんだけど、行く気にはなれない。


あそこは小銭入れが十万円を超えちゃうような魔界だ。


きっとサイフォンだなんて特殊な道具、百万円くらいするに違いない! 



僕 「とりあえずネットで探してみるかな」



オークションを漁れば出てくるだろうさ。




――――結果、三分で目的のブツを発見した。




僕 「さいふぉん」



サイフォン。


外見がオシャレで、コーヒーを抽出できる機械だ。


業務用もあれば、家庭用もある。本格的にコーヒーを飲む人のためのアイテムだ。


もういっそインテリアと名乗った方が的確なくらい、オシャレな道具だ。





僕 「ど、どうやって使うんだろう……!?」 (どきどき)








調べれば調べるほど、要らなくなった。




いやー、実はコーヒー淹れるのって面倒臭いんですね!



豆買って! 豆を粉砕して! 水とか温度とか超気にして! 蒸らしだの抽出時間だの手入れだの!!



コーヒーなんざサッと淹れてパッと飲めればいいんだよ……。


冬にしか飲まねぇよ……。



どうせ手間暇かけるんなら、いっそコーヒー豆を手挽き(てびき)して飲むわ。







僕 「というか、サイフォンより手挽きの方がカッコイイよな……」






はい出ました。謎の浪漫



コーヒー豆の味の違いが分からない男が、コーヒーを手挽きで飲みたいと申しております。



だ、だって格好いいんだもん!


豆を入れて、ハンドルをグリグリ回して、マジでシブいっす先輩! って感じじゃないですか!(☆噴飯もの☆)



調べたらサイフォンよりも安価でした。


だが、圧倒的にサイフォンよりもかっちょいい。痺れる。憧れる。





僕 「か、買ってみようかなぁ……!」



多分使いこなせない。


分かってる。分かってるんだ。これが無駄な買い物で、どうしようもない散財だって自覚はあるのさ。




でも衝動買いってそんなもんじゃん?




僕 「出かけるのも面倒だ! このままオークションで競り落としてくれる!!」



かかってこいや愚民共が! 俺様の財力にひれ伏せ! 




と思ったのですが。


クレジットカードが必要なオークションでした。




僕 「クレカ持ってない」




現金派なんです。


スキミング怖いです(>_<)




僕 「でもこのご時世、クレカぐらい持ってねぇとな……。よし、クレカ作ろう」



この辺でコーヒーのことを忘れました。(動機消失)







最近のネットって便利ですね。


出かけることなくクレジットカードが作れちゃうんですから。



なんかポイントとかマイレージとか色々ありましたが、初めてのカードなので無難なのにしときました。


黒? 金? 銀? ははは。緑で十分ですよ。っていうか一枚目ですよ。


どうせ持ち歩かない。ネットでの買い物用だ。なんだっていいさ。お。これ便利っぽい。年会費無料だ。素敵。


使いこなせるようだったら、他を検討すりゃいい。






僕 「ではさっそく申請をば」



――――住所、氏名、年齢、電話番号――――免許証のナンバー――――勤め先――――



僕 「まぁこんなもんじゃろうて。では送信」



いやぁ本当に便利な世の中になったものだ。そんなことを考えながらピッとデータを送信。




※ 『申請を受理しました。審査が行われますので、最低でも二週間はかかります』










僕 「カード届くの来年かよ!!」



出鼻をくじかれるとはまさにこのこと。


いや即日じゃないことくらい分かってましたけど、予想よりも長かった。来年かぁ。


打ちひしがれた僕は、お歳暮でもらったブルーマウンテンNo.1のインスタントコーヒー(ドリップ式)を飲みました。


美味しかったです。




というわけで、第三回・雪尋の初体験 「クレジットカードを作ってみた」 編。


これにて終了と相成ります。





ご愛読ありがとうございました。


雪尋先生の次回作にご期待ください! (打ち切り)





せっかくの日曜日に何をやってんだ僕は………………。