仕事を終え、激辛ラーメンを食べていると、テレビに映っているニュースキャスターがこう言いました。
「おはようございます」
そうか。午前四時とは、深夜じゃなくて早朝なのか。
久々に昼夜逆転生活、ということを実感しました。
ところでその番組の冒頭でこんなニュースが紹介されました。
双子座流星群。
1月の「しぶんぎ座流星群」
8月の「ペルセウス座流星群」
そして12月の「双子座流星群」
これらを三大流星群と呼ぶらしいです。
毎年訪れるものらしく、1時間あたり20個~30個の流星が見られるらしいです。
僕 「そういえば流れ星って見たことねぇな」
雪尋の初体験 第二回
「流星見ようぜ」
というわけで、ラーメンを食べた後にタクシーに乗って、近場に存在する大型公園に行きました。
寒い。
夜の写真なのでかなりブレてますが……。
薄暗いので、夜空がはっきりと見えます。
月は無く、空は黒く晴々。
さて。
流れ星が燃え尽きる前に三回お願いすれば、願いが叶うらしいですが。
誰がそんなこと考えたんですかね。ロマンチストめ。
そんなことを考えながら、真っ直ぐに上を向きます。
夜空を下からのぞき込む。
視界の全部が星空で、なんとなく地球が丸いことを実感出来るような。
空の向こう側が意識できるような。
五分ぐらい眺めてたんですが、流れ星は見えませんでした。
僕 「死兆星も見えねぇ」
北斗七星の話しです。
風が吹いてて寒く。
周りは静か。
僕 「……煙草吸って、帰ろうかね」
かじかむ手でライターを取りだし、着火。
冬の煙はいつもよりも大げさで、雲みたいに吐き出される。
僕は何をやっているんだろう、とか思いながら宇宙を観測します。
夜空は単純に綺麗で、まぁ来て良かったな、とか思っていると。
僕 (………………ぬおぉぉぉ!?)
見えた。
僕 (いまの、流れ星じゃね!?)
落雷を見た時と同じような感動でした。
ほんの一秒、夜空に描かれる白い線。
白閃は予想よりも太く輝き、まるで花火の残滓みたいでした。
僕 (おぉ~…………見れたなぁ…………)
深夜の公園なので声は出しませんでしたが、ちょっとした興奮状態。
たまに走るランナーを捕まえて 「流れ星! 流れ星!」 って言いながら夜空を指差したい。
結局、15分で3個の流れ星が見えました。
スッと出てきて、フッと消えるんですねアレ。
あまりにも短い発光時間。
三度の願い事は不可能だ。
そういえばそんな短編小説を書いたことがあったな。流星にお願いするやつ。
僕 (いやぁ、満足まんぞく)
たった三個だけど。
記憶には焼き付いた。
もし皆様も、機会があれば夜空を眺めてみてください。
煙草を吸う五分。
コーヒーやホットミルクを飲む五分。
そんなちょっとした休憩の時にでも是非。
流星が見れなくても、冬の星空はとても綺麗でした。
