前回のあらすじ。




師匠 「俺の代わりに、速飲み大会に出場してくれ!」


僕   「分かりました先生! 一生懸命がんばります!」




店長 「大丈夫か、Hiro?」


僕   「大丈夫さ! 負けるだろうけどね!」




お客様 「俺のトコの若手も参加するから、よろしくな!」


僕    「手加減しませんからね!」





そして、決戦の日が訪れた――――。




パーティ当日の昼。



僕 「……コンディションは悪くない」



体の仕上がりは上々だ。


ほどよく疲れていて、ほどよく覚醒している。


これなら初戦敗退なんて無様は晒さないだろう。




僕 「よしっ、行くぜ!」






パーティ開始、一時間前。


我がクラブのママから、電話がかかってきました。




ママ 『あ、雪尋くん?』


僕  「はい! どうかしましたか?」



ママ 『うん。実はね――かくかくしかじか――』


僕 「……!?」





結論から話すと、僕はパーティに出席しなかった。


そう、僕は負けるどころか、勝負すら出来なかったのだ。



速飲み大会


雪尋 ・ 不戦敗どころかエントリーすらせず





誇りを賭けた戦い  ~完~







ちなみに、大会は 「雪尋来てねぇじゃん!?」 と困惑した師匠が


「ビール」の代わりに「コーラ」を用いて大会に参加し、見事優勝をかっさらったそうです。




マジぱねぇ。




というわけで、関係者各位の皆様。


すいませんでした。・゜・(ノД`)・゜・






ちなみにパーティに参加した人曰く。



※ 「いや、雪尋は出なくて良かったよ。もし出てたら、仕事出来なかったと思う」


僕 「そんなに凄かったんですか」



※ 「速度っていうか、普通に『どれだけ飲めるか』みたいな勝負って感じだったし」


僕 「おうふ」





おうふ。