少し長くなりますが、昔話をひとつ。
僕は十九歳のころニュージーランドという国に住んでいました。
一年ほどですかね。
その大半をクイーンズタウンという町で過ごしました。
すごく素敵な場所でした。
今日たまたま、そのクイーズタウンの写真を見る機会がありました。
自分で撮った写真ではないのですが、それがドコで撮られたのか一目で分かりました。
もう六年近くも昔の話しなんですけどね。
ここオコーネルの前の通りか、とか。(あそこのグリーンカレー食いたい)
映画館の裏だ、とか。(そういえばバーガー屋ってまだやってるかな)
湖の北西側か、とか。(水切りに適した石がたくさん落ちてたなぁ)
すごいものです。当時の匂いすら思い出せそうな勢いでした。
懐かしすぎて、少し泣きそうなくらい。
色々な思い出が蘇ります。
香港人とスパイツ(ビール)ばっかり飲んでた昼間とか。
香港人と夜な夜なプールバーに行ってダーツしまくったり。(プール=ビリヤード)
香港人とカヌーで湖を渡ったり。
……あー。僕は基本、香港人の男友達とばかり遊んでいました。
当時、そこに住んでいた日本人達は僕から見て 「アレ」 な方々が多かったので。
根性焼きいれてる女子中学生とかね。
もちろん素敵な人も多かったのです。
インド好きで、オージーの絵描きと付き合ってたおねぇさんとか、ゴルファー志望の小学生とか、
顔がやさしいオジサンとか。短期間学校に通った老夫婦とか。
でも、外国に来てまで日本人とつるんでどーするよ、みたいな感はありまして。
彼らも「日本語はあんまり使いたくねー」っていうスタンスだったので、自然と距離は適切なものに。
ちなみに仲は良かったんです。特にインドねぇさんと彼氏の絵描きとはよく三人で飲みました。
ちなみに語学学校の同級生です。
香港人……ネリー、フェイボー、ダーコ。あと同居人のフランキー。あいつら元気にしてっかな。
あと、すげぇクールな女の子もいたな。名前が出てこない。誰の彼女だったか……。
酒飲んだり、ダベったり、買い食いしたり。グリーンカレー食ったり。
遊べる場所なんてほとんど無かったので、やることはいつも同じでした。
ゲームセンターなんて無いし。
ああ、そういえば映画館に少しだけゲームが置いてあったっけ。
「タイムクライシス2」という、鉄砲で敵をやっつけるゲームがありまして。
ハイスコア上位を全部僕の名前にしたのは良い思い出です。ワンコインで全クリとか。
アイツらからは「雪尋はクレイジーだな」とか言われてました。
他にすること無かったんかーい。
とまぁ、ここまで書いて。
うむ。
まぁ、なんだ。
彼女とか作ったような気がするけど、意図的に話題からは排除するぜ!
その件についてご存知の皆様は口を閉ざせ! シャラップ!
なにはともあれクイーズタウン。
良い場所でした。警察官とか超やさしいんです。
警察 「へいへーい♪ 歩道に車を停めたらダメでしょー?」
僕 「く、車が壊れたんだよ! 動かないんだよ! 頑張ってここまで運んだんだよ!」
警察 「マジ? そりゃ大変。頑張ってねー」
僕 「笑顔で立ち去りやがった!」
……くはぁ。懐かしい…………。
クライストチャーチという街にも住んでました。
綺麗な観光地、というイメージが強いかもしれませんが、住みやすい街だったぜ……。
やばい。
どうしようもない。
また行きたい、つーか「帰りたい」って表現がしっくりくる。
どうしよう。
行こうか。行ってしまおうか。また一年くらい住んでみようか。
ああ。悪くない。今のテンションなら、パスポート用意して、旅立ちの準備して、40時間後には旅立てる。
行ける。可能だ。一年くらい余裕で住める。英語はまた勉強すりゃいい。スノーボードに明け暮れたい。
よし、行ってしまおう!
でも仕事があるからダメだね!
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
現実に帰ってきました。
くそう……。
でもあの町の寒さと、人の温かさを。
僕はたぶん50年先も覚えてるんだと思う。
あそこは僕の、大切な場所です。
絶対にまた行ってやる。
つーか、住んでやる。
早く小説家になろう。
モチベーション上がってきた。
