今日は白ワインだ!!
リヴェラ
プレルディオN.1
カステル・デル・モンテ・シャルドネ
味わいは軽いんですけど、ちょっと酸味が効いてます。
白ワインらしい、白ワイン。
口当たりは軽く、飲み込む直前で辛みを感じ、口の中に風味が残ります。
……あ。これ軽くねぇや。重い部類だわ。
今の僕の舌では、つまみが無いと少しキツいかも。
でも美味いから、サラッと一本空けてしまいました。
いつもなら三時間くらいかけて一本空けるんですけど。
コレは一時間で空っぽになりました。
そりゃ酔うよねー。
感覚的にワインは月に一本しか飲みたくないのですが。
なにせ連休。明日も休み。飲むにはうってつけの機会。
明日はちょっと予定あるけど、飲んだ方が目覚めの良い僕としては、飲むしかないだろ、みたいな。
ああ。美味い。
さて。飲んだ酒についてはもういいや。
あとは酔ったこの感覚で、何が書けるのか、ということ。
「別に書くことねぇなぁ」
というのが正直な感想ですが。ここで「じゃ、おやすみ!」ってのも閲覧者に失礼ですよね。
よーし。お父さん、ぶっちゃけ話しの一つでもやっちゃうぞー。
数年前の話しですが、女性に告白されたことがあります。
……これ、書いてもいいんかな。まぁいいや。時効だ時効。
同業者ではなく、昼の方なんですけどね。
友達の彼女の友達というヤツです。
最初は男友達と二人で飲んでいたんですが、ヤツはこう言いました。
友 「俺のツレ呼んでもいい? 彼女なんだけど」
僕 「ああ。あの人…………」
友達には彼女がいました。
素朴で、とても24歳(当時)には見えない方でした。外見が幼かったんです。
僕としてはまともに会話したことの無いお方。会ったことはあるけど、一瞬だ。
さて。野郎二人で飲んでるのに 「彼女呼んでいい?」 とか。
僕は満面の笑みで答えました。
僕 「しね!」
友達は僕以上の笑みを浮かべて 「じゃ、呼ぶねー♪」 と言いました。
僕はまた笑って 「かっぷるはしね!」 と言いました。
やがて、彼女が現れました。
女 「やっほー」
友 「おう」
僕 「お久し振りです」 (タメなのに敬語)
♀ 「こ、こんにちは……」
僕 (あんた誰)
そう、彼女さんは友達を連れてきたのです。
ちょっと小太りな方でした。
女 「あ、Hiro君。お久し振りです。こちら、♀ちゃん」
♀ 「ど、どうも……」
僕 「…………ドウモ」
やべぇ。想定外。誰だよこいつ。緊張するわ。
友 「なんだ。♀ちゃんと一緒だったんだ」
女 「うん。そうだよ」
彼女さんは自然と、友達の隣に座りました。
♀ 「し、失礼します……」
僕 「どうぞどうぞ」
♀さんは、僕の隣に座りました。
超気まずい。
お酒の力を借りて、それとなく場をやりすごします。
彼女さんは、外見こそ幼いですがお酒が強い人です。
友は弱いです。
そして、♀さんは。
♀ 「カシスオレンジください」
普通でした。
弱くもなく、強くもなく、カシスオレンジだけを飲み続け、顔を赤くしてました。
二時間飲み放題プラン。
酒は無尽蔵に運ばれてきます。
僕 (酔わないとやってられん……)
友達の彼女と、その友達と。
トークは基本的に身内ネタ。僕はおいてけぼりです。
一言二言、ツッコミを入れたりしてましたが、基本的には黙ってワインを飲み続けました。
そして、その瞬間がやってきた。
友 「…………トイレ」
女 「……あーもー。しょうがないなぁ。Hiroさん、すいません。ちょっと私も失礼します」
どうやら吐くようです。
彼女はそれを察したのでしょう、彼の介抱のために、共に席を立ちました。
ちょっと「愛」を感じました。あいつら結婚しねぇかな。たぶん幸せになれる。
取り残される、僕と♀さん。
僕は普通に酔ってましたけど、♀さんはちょっとベロベロな感じでした。
♀ 「……………………」
僕 「…………あ、なんか飲みます?」
♀ 「カシスオレンジを」
僕 「ウーロン茶の方がいいんじゃね」
あんた顔真っ赤やぞ。
♀ 「いえいえ。カシスオレンジがいいです」
僕 「……了解」
僕 (参ったな。友も♀さんも酔いすぎだろ。あ。帰って短編小説書かないと。〆切まであと○日)
みたいなことをずっと考えていた僕。連載始めたばっかだったんで、そっちの方が気になります。
しかし女性を退屈させるのもアレなので、適度に話題をふったりしていました。
やがて、その会話の中で、♀さんはポツリと呟きました。
♀ 「あのー。ちょっと言っていいですか」
僕 「どうぞ?」
♀ 「わたしですね」
僕 「うん」
♀ 「……えっと」
僕 「…………」
♀ 「……その……」
僕 「………………」
こういうときは、急かさない。男は黙って聞く。
そんなフレーズを思い描いていると、♀さんはこう言いました。
♀ 「実はわたし、彼女のことが好きなんですよ」
僕 「………………はい?」
いま、なんて言った?
♀ 「わたし、レズなんですかねぇ……」
なんだその告白(カミングアウト)。
僕 「……………………くっ」
ぶはははははははははは!! (爆笑)
申し訳ないのですが、僕は真剣に笑いました。
そりゃそうだろ。笑う以外にどうしろってんだ。
♀ 「わ、笑わないでくださいよー」
僕 「いや、その、なんで唐突にそんなこと俺に言うのさ」 (笑)
カシスオレンジが届きます。
僕 「え、なになに。どういうレベルで好きなの?」
♀ 「……ずっと一緒にいたいくらい、です」
僕 「それは友達として? それとも、こう、人生の伴侶的な意味で?」
♀ 「二十四時間を二万日くらい過ごしたいです」
少し考えました。
えーと、それってつまり、どういうこと?
♀ 「五十年くらい、二十四時間を共にしたいです。あ、別に百年でもぜんぜんOkなんですけど」
僕 「重いねぇ」 (笑)
二万日÷365日で五十年。
二万日、か。
察するにそのフレーズ、何度も頭の中で思い描いたんだろう。
気取った言い方だ。自分に酔ってる感がして、少し引く。
僕 「でもさぁ、彼女ちゃんって、いわゆるノンケだよね」
♀ 「普通の人ですねぇ。あ、いや、私もまだ普通の人ですよ? 女性と付き合ったことないし」
ふむ。
なるほど。
僕 「色々おいといて、なんでそれを急に俺に言ったわけ?」
♀ 「……誰かに聞いてほしくて」
ああああああ。泣くな。泣くんじゃねぇ。ほら、ビビンバでも食えよ。冷めて堅くなってるけど。
僕 (あいつら遅ぇ……)
♀ 「我慢しないとダメって分かってるんです。友くんは良い彼氏ですし」
僕 (音速で戻ってこい……)
♀ 「でも我慢出来なくて。でも、言ったらたぶんどっちも傷つくし」
僕 (戻って……来た!)
♀ 「っと」
女 「ただいまー」
友 「……………………………………」
友はフラフラしながら、目を閉じていました。
逆に僕は目を見開き、こう言います。
僕 「ああ! 友! しょうがねぇなお前! ほら、帰るぞ! あ? それとも何か? 彼女ん家泊まるか?」
友 「うぅ……か、帰るぅ…………自分んチ、帰る……」
僕 「よし来た。送ろう。よし、帰ろう。というわけでみなさん、撤収!!」
伝票を奪って、速攻で店を出ました。
お前らうるせぇ。財布しまえ。あ、友。お前からは少しもらうぞ。お前にもメンツがあるだろう。
電話番号の交換なんてもちろんしませんでした。
ついでに言うなら、それからしばらくして友と彼女さんは別れてしまいました。(結婚すれば良かったのに)
それから、♀さんがどうなったか。
僕に知る術はありません。
完
とまぁ、酔った勢いで書いてみたけど。
うーん。長い! 長すぎる! 酔いが深くなってくる。
明日も休みだから、全然いいんだけどね!
明日は温泉に行ってきます!
親父と!