第一位 「とりあえずテキスト・エディタを開く」
真っ白な原稿に向かうと、何かしらのアイディアが出てきます。
面白いかどうかは別の話しですが、とりあえず書いてみる。
これを 「とりあえず書いてみる」 メソッドと僕は呼んでいます。
第二位 「ネタが閃いた瞬間にメモを取る」
移動中とか、心が無心になるときに閃く可能性が高いです。
ウォークマン聞いてて、その曲の映像をイメージしている最中とかも。
長編のネタとかが多いですが、たまに短編も思いつきます。
第三位 「頭の中からしぼりだす」
向いてません。9割方セルフ没になります。
しかし世の中とは広くて深いもので。
もっと明確な「短編小説を書く方法」というものがあるらしいのです。
それこそが三題噺(さんだいばなし)
落語家(噺家)が観客から三つのお題をもらって、即興で話しを組み立てる技です。
簡単に言うなら連想ゲームですね。
「カロリーゼロ」 「寿司職人」 「窓」
みたいに適当な単語を並べて、そこから物語を作るのです。
いまの単語で三題噺をするなら……。
【とある寿司職人が、カロリーゼロの寿司を造ることに成功した。その名を「窓」。透明で見えないが、確かにそこに存在する寿司だ。同時にその名は世界へと繋がる窓である、という願いも込められていた】
この連想からの発展。
【だが、その「窓」という寿司にはとんでもない欠陥があった。ネタもシャリも、全て合成物で出来ていたのだ……。「それは既に寿司とは呼べない」と業界からは大反発。科学者でもあった寿司職人は、その世論という名の逆風に負けることなく、自分の店「ゼロ寿司」を開店させるのだが……】
みたいな。
……ま、まぁ面白いかどうかは別として、短編を量産するには向いている作戦ですね!
同時に連想ゲームなんで
「カロリーゼロばっかりあふれて、もう目新しさはない。そんな中、一本で10カロリーみたいな超ローカロリードリンクとかどうよ? 従来の商品に比べると、カロリーも美味しさも十倍! みたいな」
「ゼロを十倍しても…………いえ、なんでもないです。はい」
みたいな(まったく関係の無い)光景を連想することもあります。
そこからネタが拾えることもあるので、とても有意義な作戦と言えるでしょう。
ようするに何が言いたいかと言いますと。
たった今さっき書き上げた短編のタイトルが 「さんだいばなし」 なんですよね。
採用されっかな。