ナイトトレインが10周年を迎えた時、いろいろな方々の協力でお客様バンドとオリジナルCD「シャレでしょ?マジです!」を作りました。
その時そのCDに参加したお客様が「次は映画だね。」だって。
「映画はお金が半端なくかかるから絶対無理。」と答えたのですが、なんとそれから10年後の20周年の時にVシネマ作る事ができました。まさに西麻布の奇跡。
その10年間に僕もテレビドラマの音楽を担当したりして人脈が広がり、SABOTENZから「一の会」という業界人の集まる飲み会がある事を教えてもらい参加するようになりました。
「一の会」は、毎月1日、1日が日曜のときは11日にひらかれていました。
テレビ朝日のドラマの監督がリーダーで、各プロダクション、俳優、カメラマン、音声、シナリオライター、衣裳、とすべての業界人が集まっていました。
何回目かの時、その参加メンバーが結婚するとのことで、見事なVを撮って映していました。
何でも作れてしまうようなメンバーなのに、10年以上ただの情報交換や飲むだけでもったいないと思っていました。
ドラマの音楽をやらせてもらっていたので、音声の人と気が合いよく同じテーブルで飲んでいました。
ある時、「ナイトトレインの20周年で映画を撮りたいんだけれど。」と彼に話したら、この指とまれ方式で話しが進んでいろいろな協力者が現れました。
スポンサーやプロデューサーの意向でなく、本当に自分達が撮りたいものをやろうという事になりました。
芋洗坂係長こと小浦一優の作ったもので、僕は2回泣かされていました。その一つは以前にもご紹介した「マネキン」というパントマイム。もう一つは、ナイトトレインのクリスマスライブで演った芝居「さむがりやのサンタクロース」。
その芝居は悲しい事に、ナイトトレインのクリスマスライブでたった一回演じただけ。もっと多くの人に見てもらいたいと思い、小浦一優にプロットを書いてもらい、みんなに見せたら、みんなも賛成してくれました。
すると日テレシナリオ新人賞を取った若手のシナリオライターがシナリオにしてくれて、カメラは火曜サスペンス等を撮ってるカメラマン、衣裳は誰々、メイクは誰々とまさにトントン拍子で決まり、出演・監督:小浦一優。僕も音楽をやらせてもらう事になりました。
小浦一優がタレント仲間、芝居仲間に声をかけ、なんと田口浩正、芳本美代子、剣持直明、今話題の歌謡コーラスグループ「純烈」の涼平、勝村美香とそうそうたるメンバーが出演。更にプロダクションの人が子役まで手配してくれて撮影に入りました。
ナイトレインでの試写会に出演者と寄付をして下さったお客様をご招待。
寄付をして下さったお客様もみんなテロップで名前を出させてもらいました。
そのテロップを見ながら一言「次回は寄付の金額で文字の大きさを変えよう。」なんて冗談も飛び出しました。
夢は素晴らしい仲間さえいれば実現するとつくづく思いました。
そのVシネマは、下北沢の映画館で公開され、おかげ様で評判が良くすぐにロードショーが決まりました。
「西麻布から文化を」が合言葉のナイトトレインです。
34周年のライブの打ち上げでは、「さむがりやのサンタクロース」も流します。
皆さん是非いらして下さい。
ナイトトレイン
代表
奥山まさし

