1MORE E1008 インナーイヤーイヤホン | 『まだ』30歳!

『まだ』30歳!

近年ずっと思ってた。
もう28だよ、
もう29だよ、
もう30になっちまった。

駄目だね、この考え方。
もう○○だと、手遅れ感しかねーや。

これから生きていくには、
まだ30歳!!!

1moreからインナーイヤーのイヤホンが出るということで買わずにはいられませんでした。
ツイーターにセラミック振動板を採用した同軸デュアルドライバー。
ピストン5が最近聴いたイヤホンでは出色の出来。
デュアルダイナミックとBAのトリプルドライバーは低音マシンかと思いきや低音それなりこ解像度に優れたハイレゾイヤホンというのはこういうものだと言っているイヤホン。
解像度、音の締り、クリアネスともに文句なし。

そんな1moreが手掛けたセラミックツイーター搭載インナーイヤー。
インナーイヤーイヤホンはアルバナエアーが手元にあるが技術革新とエアーが出てからの年数分の進歩を考えるとやばい音なんじゃ?
P2からP5の2年程度でこの音の進化ってことはアルバナエアーからE1008だとどうなってしまうんだ??

アリで頼んで気長に待っていたら遂に届いた。
E1001と同じ箱に収められたE1008。
インナーイヤーなのにイヤーパッドやイヤホンリングか何種類も入っている。
筐体は写真からだと重そうなのだがとても軽量。
そういえばアルバナエアーも軽いな。

ドキムネしながら火を入れる。
これは凄い!!!

これがセラミックツイーターの力か!!!



くっそ篭ってる

なんだこれは、、、
もう一度言う。

くっそ篭ってる


いやいや何かの間違いだろう。
PROHDやA2000Zみたいな篭りゼロな機器と比べるから篭ってるように感じるだけだろう。
アルバナエアーを耳に差し込みインナーイヤー同士で比べてみる。

間違いなくくっそ篭ってる

なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

何故にセラミックツイーターを搭載したインナーイヤーがこんなに糞篭ってるのだ
なんでこんな篭りホンにしてしまったのだ?
1more何を血迷ったのだ?

でも不思議なことに聴き始めはくっそ篭ってるのに1分も経つころには違和感が無くなる。
聴き始めたばかりの時は篭ってるのに篭りを感じなくなり、解像度も高く、音場も広い。
なんだこの不思議イヤホンは?

アルバナエアーを再び装着して音を聞くとやはり名機。
E1008に戻すとやっぱりくそ篭ってる
けどすぐに慣れる。
E1008のほうが音楽に対する没入感が高く、なんのストレスも無く効ける。

この篭り感とすぐに慣れる感と慣れると素晴らしい音。
これって、
かのゼンハイザーの名機HD650じゃないか。

そうか!
E1008はHD650をインナーイヤーで再現しようという思想から産まれたのか。
アルバナエアーやその他の所持イヤホン、ヘッドホンとは音の鳴り方が変わっていてこれはこれであり。
バーンインもそれなりにしたけど聴き始めの篭り感は変化しない。

ファーストインプレッションの篭りからは即売っぱらおうとも思ったけど、聴けば聴くほど味のあるE1008でした。

そろそろバランス化して最高の音を奢ってやらねば。

 

とりまピストン5ことmi pro hdは絶対買って損なしで、ピストン5が寒色過ぎるという方にはE1008をおすすめ。

どちらも買って損なしで間違いない。