ここ数日騒がれている、Galaxy Note 7について。長くなりそう…(;´▽`A``

ここ数年のスマホの進化ってのは著しいにも程がある訳で、個人的にauのIS04という黒歴史中の黒歴史な最悪最低スマホを持っていた身としては酷く感銘を受けすらある訳です。

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ポンコツ糞スマホ「TOSHIBA IS04」のローンが残りあと8か月で完済!(;´▽`A``


そんな中、発売されたGalaxy Note 7。日本での発売はまだですが、どうやら発売予定には入っていたようで怖いですね。

さて、最近多い防水・防塵機能。これってつまり、外部からの水や粉じんが内部に入り込まない設計という意味です。逆を言えば、内部のものが外部に逃げにくいという事でもあります。ましてや、充電時間の短い充電器や充電中の使用による発熱なんてのはスマホメーカーにとっちゃ見逃せない課題でもあります。この防水・防塵機能というのは、『逃さなきゃいけないけど塞いでる』という事。

では、最近の急速充電時の廃熱はどうやっているのか。答えはボディの金属化(メタルボディ)です。
Xperia X performanceや、最近発売されたiPhone7なんかもボディは金属製ですね。

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(写真)Xperia X performance

「充電中に使うと熱い!」

なんて事も聞きますが、そりゃ当たり前。ボディを金属化させる事でヒートシンクの役割もしているんです。最近じゃ、放熱に特化したケースやアクセサリなんかも発売されているぐらい。

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(写真)ノートパソコンのファン・ヒートシンクとヒートシンクパイプ

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なんと、クーリングケースなるものまで!

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(写真)定番のアルミケース

PCのジサカーとしてはパソコン内部のクーリング(廃熱)なんかも考える訳です。

「ファンをここに付けて、この向きにすれば熱が逃げやすいかな」

とかね。ある意味で、スマホはノートパソコンに近い存在。ノートパソコンというのは、小さいながらも排気用のファンやヒートシンク(放熱板)が搭載されていて、充電時の廃熱・放熱に大きな役割を持っています。ノートパソコンを持っている方はお気づきだと思いますが、電源入れると何かが回る音がしませんか?

スマホの内部に、流石にファンなど付けられる訳もなければ、防塵防水なら余計にファンなど付けても意味はありません。だからメタルボディにして、内部に溜まった熱を放出する訳ですね。

Galaxy Note 7に限らず、Galaxyという商品に金属製ボディを使ったのはA8とA9ぐらい。ハイスペックとして販売している機種についてメタルボディというのは聞いた事がありません。恐らく、その辺の課題をクリアせずに出したんじゃないかと個人的には思ってます。

あ、最後に一言。
iPhone7でも他の防水・防塵スマホでもそうですが、ぶつけたり落としたりでボディ形状が歪んでしまうと防水・防塵機能も低下する事となりますので、防塵・防水機能付だからと油断していると水没してしまう事になります。
それから、防水・防塵とはいえお湯は別物です。湯気も別物です。湯気で水没なんて事もありますから、個人個人で相応の対策をなさってからお風呂スマホを楽しんでくださいね。