断腸の思い

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 国の口蹄疫対策本部において、ワクチン接種(発生地から半径10㎞圏内)並びに早期出荷(発生地から、半径10㎞から20㎞圏内)の実施が決定された。

 これまで県は、今までの防疫措置に加え、ワクチン接種による防疫対策について、関係農家・国・地元自治体・関係団体等と協議を続けて来た。これらの内容を受けて、国から、関係農家への経済対策・生活支援・埋却地確保への支援等が示された。この結果については、地元市町長さん達から様々な意見や懸念が示されたものの、結果的に国の決定に沿ったワクチン接種について、何とかご理解を頂いた。


 これまでも必死に防疫措置を行って下さっている農家や関係各位の方々の思いを考えると心が痛み居たたまれない気持ちで一杯である。しかし、一刻も早く口蹄疫拡大を防止するとの強い決意のもと、国の決定に従って速やかに、我が国初めてとなる口蹄疫拡散防止のためのワクチン接種を実施させて頂くことにした。


 農家の皆様におかれましては、極めて大きなご負担をお掛けすることになりますが、本県延いては日本の畜産の崩壊を防ぐためにも、断腸の思いでありますが、是非ともご理解とご協力をお願い申し上げたいと思います。


 今日は、木城町のワクチン接種対象農家を訪問させて頂いた。若い農場主さんから、現状について、様々な観点からのご意見を伺った。大変、勉強・参考になった。ご理解とご協力を頂いたことをこの場を借りて改めて御礼申し上げたい。


 本日までの新たな確認は12例、殺処分対象は2,753頭。場所は、川南町・木城町・高鍋町・新富町・西都市。
 これまでの累計171例、殺処分対象133,011頭。
 新たに木城(きじょう)町が入って来た。


 とうとう出荷されてしまった。
 大丈夫なのだろうか?
 木城町は10~20km圏内だと思うが・・・。
 口蹄疫に感染している牛や豚を人が食べても、口内炎程度で済むとは聞いたが・・・。
 私の家では、宮崎産牛・豚を買って来ないように妻へ伝達。
 妻も了承した。
 2歳児がいるので、食べ物には非常に気を使う。
 ましてや、このような大臣が農水省のトップでは。