みなさんこんばんは。

今日は続けてもうひとつ。

昨日、NHKは年末の紅白歌合戦の出場歌手選定において、今月1日から全国で施行された暴力団排除条例を重要視する姿勢を明確にしました。
松本正之会長が定例会見で「条例を踏まえ、より注意しながら選考する」と発言。さらに、暴力団との関係が判明した場合は「出場を解除する」と強い姿勢で臨むことを明言しました。

福岡県議会では、今回の議会で福岡県暴力団排除条例の一部改正についての質疑と議案の採決がありました。
福岡県の暴排条例は昨年の4月全国に先駆けて制定され、その後の摘発事案は四件、効果としては県内各地で暴力団追放大会が開かれたり、銀行や建設業で自主的に暴力団排除の取り組みがなされるようになりました。
今議会での採決は、それを更に前進させるもので、具体的には、暴力団事務所において青少年の健全な育成に障害を及ぼす行為が行われた場合の暴力団事務所の使用制限、特定の地域における暴力団の排除の推進及び建設工事に関し暴力団関係者等から不当な要求を受けた場合の通報義務をについて定めるといったものです。

最近は芸能界での事件を契機に注目されている話題ですが、下火にすることなく、警察委員会としても対策を継続検討していきたいです。


仁戸田元氣 拝