「幸せとは何か?」
 
 久々に、時間の合間に思い出した曲を聴いてみました。
 政経塾に入塾して、しばらくした頃、高校時代の友人から送られてきた、手紙と或るCD、 音楽プロデューサーの小林武史とMr.Childrenの桜井和寿が結成したBank Bandの「沿志奏逢」というアルバム。
 この中に「トウキョウシティー・ヒエラルキー」という歌がある。



「笑わないのが彼らのルール いつもオフィスにジョークがあるとしても 金を産むための一つのツール でもかれは娘が好き わが娘の寝顔が好き 紅葉のような掌が好き 家具の谷間に身を横たえて 『これでいいのさ』と多忙な天使は天井につぶやきかける」


「静かに生きるのが彼女のルール 帰りを待つ連れ合いはもうこの世にはいない 期待しないのが彼女のルール でも散歩が好き この街に咲く花が好き 日々の匂いにトキメクのが好き 夕暮れ時に小さな灯りをともし 「もうすぐ会えるから」とさびしげな天使はそっと囁きかける」



 単調ではあっても、決して単なる奇麗事では済まされない、人間のありきたりな生活を歌っていて、何気ないことに尊さと幸せがあることを感じさせる。最後に、醜い、あまりに醜いけれどなぜか美しいと締めくくっている。友人からの手紙には「人間の幸せって、大それたものではなくて、日常生活の中のちょっとしたことに目を向けることにあるんじゃないか?」と記されてありました。



 幸せとは何か?



私のずっと昔からのテーマですが、まだまだその答えは奥深く、全容を見せてはくれません。
しかし、都会でも田舎でも、生活環境は違えども、日々の小さな幸せの充実が、人が生きる上での大きな力になっているのは、間違いないと思います。


政経塾を卒塾し、政治活動に携わる日々ですが、今の私は、はっきり言って、何も持っていません。
こんな私に、志を支援頂ける方たちに後援会まで作っていただき、党派を超えて「がんばれ」と言ってもらえます。

昔の友達や先輩は貴重な休みの日や空いている時間を費やして事務仕事を手伝ってくれ、こうしてアメブロを立ち上げてからは、いろいろな知り合いがブログを見つけて、「何かできることは無いか」と連絡をくれます。
知り合いが、そのまた知り合いを紹介してくれて、人の和→輪が広がって行きます。


私は、本当に幸せ者だと思います。
人に支えられ、自分の未熟さを知り、日々謙虚の大切さを知る毎日です。
ひとつひとつの幸せを噛み締め、それが大きな力になり、応援してくれる皆さんに応える政治をしたい。
そして皆さん一人一人が、日々幸せだと思える何かを守っていきたい。
それには、生活や経済その他の仕組み自体を変えることが必要です。


久々に、思い出深いこの曲を聴いて、そんな決意を新たにしました。
これからも、地道にがんばりますので、どうぞ応援よろしくお願いします!



にえだ元氣




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