3月2日(火)春風に吹かれて | 京都のフリーライターのたわごと

3月2日(火)春風に吹かれて

春である
爬虫類体質のニドランとしては、体感的にはまだ冬眠からさめる気温ではない
しかし風のかおりも陰の濃淡も、確実に季節の移り変わりを示している

ニドランは意を決して、冬季見合わせていたバイク通勤を始めたのにゃ
ウールの二枚重ねにミリタリージャンバーを着込み、快適な往路であった
問題は、復路にあったのにゃ

天気予報は、晴れのち曇り、降水確率は20%。まったく問題ないはずであった
しかし!
夕刻からずんずん雲が日差しをさえぎり、なにやらあやかしの風情があたりをおおいはじめておったのであった
「ニドランさん、雨やで」
外出から帰ってきた元族の危ないライター、タケシくんは、全身をぬらしゆったのである

なぬぅううううううううううう!
またしても!

気象庁めぇええええええええええ!!

例によってヤギ化しても後の祭りである

レインジャケットはもってきたが、着ぶくれじょーたいがアダになり、とても着れへんのにゃ
しゃーないし、とぼとぼ濡れながら、バイクを走らせておったのであった

回りは、びしびしとばす自動車ばかりなので、根が走り屋のニドランも、目一杯スロットルを開いておったのにゃ
四条の交差点のちょっとした段差を越えるとき、なにやら派手な音がしたのにゃ
(・_・)......ン?
スロットルを全開にしても、吹きあがらへんねん…(T_T)

こ、このままでは、F5Bライトニング偵察機で飛び立ち、コートダジュール沖で行方不明となった童話作家のよーな展開や
スロットルをあけすぎると、即座にエンストするため、時速20キロくらいで、ゆっくりと家路をたどるのにゃ

そのうち雨もあがり、京都の町なかから、郊外にたどりついたのにゃ
雨に湿った土と草のにおいが、そんなに冷たくない風にのって気持ちがええねん
いつものスピードで走っていたら、風もきっと冷たく感じていたにちがいないのにゃ
カタツムリのよーに、ゆっくり走るのも、これはこれでええかもしれへんにゃぁ

などと、ほのぼのした気分で、京都の南をめざしながら、早春の夜は更けゆくのであったぁあああああああ・‥…・・・★
自動車につづいてバイクまで壊れたら、ニドラン明日からどーやって移動したらええねん…(-。-) ボソッ