日田彦山線 彦山駅の南方、約1Kmのところに

「爆発踏切」があります。

正式名、爆発踏切です。

 

なぜに爆発かというと

 

第二次世界大戦後に、旧日本軍が日田彦山線旧二又トンネル内に隠していた火薬を

占領軍のGHQの指示で焼却処理しようとしたところ

大爆発し、トンネルごと吹っ飛ばしてしまい

147人の死者を出した

その旧二又トンネルに最も近い踏切だからです。

 

ここです。

 

 

残念ながら、踏切はBRT化のために撤去されて

「爆発踏切」の看板も無くなっています。

その代わりに「注意して通行してください」の看板に代わっています

BRTになると踏切じゃなくなるんですねえ

 

しかし、GHQも抜けてるというか

火薬を燃やせば、爆発する危険はあるくらい

子供でもわかりそうですが

 

Wikiから写真を拝借

本来は、トンネルのはずが

爆発で吹っ飛んで、切り通しの

2つの小山になっています

この写真は有名な写真で事故2日後の写真

 

 

 

爆発踏切から、二又トンネル方向をみます

 

現場はこんな感じ

 

 

もう、半世紀が経過し

2つの小山に大木が成長したため

山がわからなくなっています

列車が通るところは

コンクリートの切り通しになっていますが

だいぶ、苔むしています

本来はここがトンネルだったところです

 

昔の表示です