俺たちはあっけにとられた。
「なにがめでたいんですかね?相手を
間違えていませんが?」
「そんなことはないよ。君たちが
選ばれたんだ。」
「「詐欺にしては古典的ですね。今頃
そんなことでは騙されないですよ。」
「まあ最後まで聞きなされ。
君は佐藤和希くんだね。」
俺はびっくりした。
「何で私の名前を知っているのですか?」
「どう見ても怪しいぜ。早く逃げよう。」
そう言って竜人はすばやく逃げようとした。
「待ってくれ和希くんこれを見ても
待ってくれないかね?」
そういってポケットから何かを取り出した。