「僕はお父さんに会ったことが
ないから、お父さんの気持ちはわからない。
でも、お父さんが望んでいるなら、僕はするよ。」
「まて、まだするとは決めたわけではない。」
竜人は制止した。
「だが、いつかは悪用されるだろう。
そうなる前に手を打った方がいいのじゃあないか?」
「しかし。」
「すぐに出来る事ではない。夏希さんがどういうか
わからない。だけど、和希が身を犠牲にして
勝ち取った平和を無駄にはしないほうがいいと
思う。」
「そうだよ。」
「なら、3人でやってみるか。」
そう言って、三人は同じ方向を見ていた。
日が落ちて聞く夕日を。これから夜に入り
またあけて明日がどんな日にいなるのか考えながら。
