おいしいコーヒーを淹れる伝説の人がやってきた。
コーヒーも器も空間もお人柄も、そこにあったすべてがよかった。
そこに行くまでの道。
雨の降りそうなひどく蒸し暑い空気、初めて降りたバス停、偶然いっしょになった作家さん、奥日光で見た古い窓ガラスを思い出させてくれたお店、紅茶をいれてくれた器、お店のトイレ。
たまにある天国時間。
コーヒーの人との短いやりとり、紅茶の人の作った飲み物と空間、ひとりで存分に味わったご飯、お店までのうろうろ。
昨日のすべてが天国でそれが録画できたらいいのに。