春の養生のお話 | ☆YOGATOIROのブログ☆

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子育てママの傍ら、豊川稲荷東京別院でのお寺ヨガや子連れヨガを開催してます。
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こんにちは。

 

YOGA TOIRO(ヨガトイロ)ナオです。
目黒区碑文谷・学芸大学でヨガクラスを開催しています。

 

昨日、東京で桜の開花宣言がでましたね桜

 

まだまだ寒い日もありますが、

確実に季節は春へと移り、どこか優しい寒さのような

そんな日々になりました。

 

今回はそんな季節の変わり目ということで

中医学(中国漢方)的なお話をしたいと思います。

 

中医学では、自然界のものを全て5つのカテゴリーに当てはめて考える

「五行説(ごぎょうせつ)」という考えがあります。

 

それでいう春は「木(もく)」に属しており、

自然界のあらゆるものが

上に向かってのびのびと成長し、

発育や新陳代謝が活発になる季節になります。

 

人も同じように、

陽気が盛んになり(気持ちが高まる)、

冬のうちに体内に溜まっていた水分や

老廃物が外に出てくるようになります。

 

上へ外へ、といった感じです。

 

たとえば、花粉症や鼻炎でも外にどんどん排出されてきます。

この季節は気持ちもルンルンルンルンになるけれど、花粉症の方は大変えーん

 

また同じく、人の身体の五臓の中で

深いかかわりがあるのが「肝(かん)」です。

 

肝は、自律神経バランスを整えたり

全身のエネルギーをコントロールしたり

内蔵の働きを良い状態に保つ働きを持ちます。

 

なのでイライラしたり、気分が高揚しすぎたりすると

肝の働きが弱くなり

不安になったり、情緒不安定、

鬱々と落ち込んだりすると言われています。

 

五月病と言われる症状もここに繋がっているような気がします。

 

子供も肝の気が高くなりやすい為、

バランスを整えてあげないと、キレやすい子供になっちゃうかもガーンハッ

 

肝は「血(けつ)の貯蔵庫」と呼ばれるように

普段は血をコントロールし、夜間は血を溜めておく機能も備わっています。

 

血が不足したりコントロール能力が足りなくなると

月経不順、めまい、貧血、かすり目、ドライアイ、眼精疲労などの症状も

表れやすくなります。

 

じゃあ私達はどうしたらそのネガティブ要素を遠ざけられるのか

というと、食べ物(薬膳)が一番気軽で効果的!

お灸とかツボ押しとかもありますが、食べるのは絶対毎日しますよね。

 

薬膳面からこの肝を養生できる食材をいくつかご紹介星

うずまきみょうが、ねぎなど香味野菜

うずまきたけのこ、ふきなどの季節の旬野菜

うずまきごぼう

うずまきあさり、はまぐり、しじみ

うずまきブルーベリー

うずまきくこの実 

 

などなど、もっとたくさんの食材がありますが

一部はこんな感じです。

 

さらに食材をよ〜く見てみると

この季節に旬を迎えるものもいくつかありますよね。

 

身体に良いもの、養生するのは

旬の食材が一番、ということも分かりますウインク

 

私の個人的な感覚ですが、

なんとなく食べたいな〜と思う食材がこの薬膳の側面から

調べると、弱っていたりするので自然と身体が欲している

んだと考えています。

 

なので、食べたいものはその時食べるべし上差しラブラブ

 

薬膳といっても、このように食材が分かれば

難しいことはナシです拍手

 

早速今日から取り入れてみてはいかがでしょうかウインク

うきうきな季節到来桜楽しく参りましょう〜桜