胸オペ準備2 | いつも心に灯を~FtMの日常・非日常

いつも心に灯を~FtMの日常・非日常

性同一性障害・FtMの色んな記録

胸オペ付き添い頼みました。

相手は、職場で僕がFtM だと知っている女性。

やっぱり、話しておきたかったし、頼りたかったです。


すごいびっくりさせてしまった。

そりゃぁ、そうか。

来月、胸取るんです

なんて言ったら。


カムアウトした時は、こういうことをするのは
まだしばらく先になると思うけど

と言ってたみたいで(憶えてない)

このタイミングでする、というのに驚いたようです。

オペした翌朝、退院したら、近くのホテルで一泊してから帰ろうと思ってるから

退院後~夕方くらいまで、様子が急変しないか看ててほしいということと

トイレとかの時に起こすのを手伝ってほしいというお願いをしました。

更には、2月からホルモンも始めるだろう、とも。


彼女はすごく返事に困った様子。 んで、そっからはポツリポツリと質問されて

はじめは 「よくわからない」、「(手術なんかして)大丈夫かな」

と言ってたのが

「なんか、どういうことかわかってきた」  となりました。

そして一応、引き受けてくれることになりました。

ただ、気が変わるかも。(詳細は後述)


乳がんの人で、乳房切除するのと似てる、とか

性機能が落ちた人へのホルモン補充療法に似てる、とか

そのへんを例に出していったんですが、それがわかりやすかったようです。


ただ、戸惑いもたっぷりとあるようです。

今回、実際に治療をして、胸取って、ホルモンして、内性器も摘出して

戸籍まで変えたいと思ってる、と聞いたことで、僕が男でありたい、という事が

どういうことなのか、なんとなく実感したようです。

なので、僕の事を少しでも女として扱ったり

接したりすることは失礼だ、という風に考えたらしく、今までのように、

同性の友達に接するようにするのはどうなんだろう、と考えたようです。

僕を傷つけるんではないか、と思ったらしいです。

恋愛対象として見てない男性とは、食事したり、親しくしない

というのが彼女のモットーらしく、その理由を聞いてみると、相手がもし

そういう気持ちを持っていても、それには応えられないので失礼だと思うから。

とのこと。

と、すると、にこせは男なわけだから、(そしてそういう対象として見てないから)

親しくする = 男として見てない

ということになり、僕がいくら付き合いやすい人間でも、距離を置くべきではないか。

親しくし続けるのは、いいトコ取りじゃないだろうか?

というのが、彼女の主張でした。

少なくとも、自分の中でケジメがつかない、という感じでした。



僕自身は、いくら口で僕は男ですと言ったところで、或いは、いくら体の外見が

男に近づいたところで、元々の体や、社会での性が女だったという事実は

変えられないわけで。そうして生きてきた過去を否定するつもりもない、

昔からの友達と縁を切るようなことにはしたくない、と言いました。


彼ら・彼女らが、僕が女だからこそ、~していた、というような部分は

もちろんあるでしょうが、

一人の人間として付き合いを持ってくれていた、と信じたい。

僕は、現在の自分の体の性を否定してますけど、僕自身を

否定しているわけではない、したくないのだ、ということを言いました。

これらは彼女と話している中で、思いついたんですけどね。


周囲の人との関わりは、それまでの自分と、その人たちで

作ってきたものだから、完全に自分が男扱いされる事によって

それが壊れてしまうのなら、無理に男扱いしないでくれ、という、我儘。

これは、

自分が女であることを示すものをなるべく排除したい

という過去の記事に書いてきたことと矛盾しますね。


彼女と話してて思ったのは、結局のところ、

自分の体が納得いくような状態だったら、周りからの目とか意見とかは

今までのようには気にならないのかもということです。

僕自身が気の済むようにしたい、という我儘を言っているので

正直言えば、周りのみんなも気の済むように接してくれたら、

いいのかな、と思いました。


更に、聞かれたのは、

「実際のところ、女として生きてきたわけだから、男として
生きるのを始めても、女としての気持ちもわかるわけでしょ?」

「そういうのは、いいことだと思うけど、にこせ的にもいいわけ?」

ということ。

これは自分でも寧ろメリットだと思ってます。

個人個人で違う点は山ほどありますけどこういう境遇だけに、わかることもある。

それが普通の男の人よりも恐らく多いでしょうから。

ま、普通の男の人の気持ちが完全にわかるかどうかもわかりませんけど。

そういえば、両方の事がわかるのはいいことだと思う、というのは前にも言われました。

立ち位置がいいよね。という感じ。


色々と話をした結果、了解はしてくれました。

でも、あまり納得はしてなさそうに見えました。この話を聞いた当初は、

ホテルに一緒に泊まっておいしいもの食べて一緒に帰ろかな

とか気軽に考えたそうですが、よくよく考えてみたら、そして僕と話すうち

僕が男なら、そういうのはナシだろう、と思ったそうです。

これは僕の印象ですが、

そうした行動をする = 僕を女として見ている、故に僕を傷つける

という理由の他に、彼女自身、そうすることに抵抗があるのかも、と感じました。

ま、同性の友達なら全然いいことでも、

異性となると途端に駄目なことってありますからね。

いくら友達でも、今までと同じようにしてくれっていうのは

完全に僕の我儘ですよ。はい。好きですから。


今回のことだって、彼女に看病してもらいたいっていう下心があるわけで
(付き添ってもらって、襲おうとか、じゃなく。そもそも術後にそんなん無理だし)

彼女に対する気持ち故に、僕自身が本当に望んでる事との間で
すごい矛盾が出てしまいました。

彼女に今まで通りにしてほしい、という気持ちがあるから

そうされても(それは彼女の中では僕を女扱いするという事になる)

僕は傷つかない、何とも思わない、と言ってますけど

それって本当?と思われても仕方ないし。

自分でも矛盾してんなー、と思います。


多分、僕がまだ彼女を好きだってことには気づいてるだろうし

やっぱり迷惑かなぁ。

告白後も、友達って感じでうまく付き会えてたと思うんだけど

それは僕を男としては見てなかったからこそだったんだなぁ。


彼女にそういう気持ちが無くても、今まで通りに接してほしいと思ってる

というのは、本心ですから。そして、多分、男として見てもらえないことで、

ちょびっと傷つくかもしれないけど、それよりも今の関係の方が自分にとって

大事だってこと。

それを伝えて、あとは彼女の判断に任せようと思います。

今日は・・・疲れました。

今更ながら、彼女にも大変なことを頼んでしまったと。

これで今までの関係がどうなるのか、恐いですけど

どっかで、変わっていくことを望んでる自分もいます。

僕って、矛盾だらけです。