朝起きたら友人からメッセージ着てて知ったジェーン・バーキンの訃報。
まだ76歳。
娘のシャルロットがジェーンと自分の映画を作り、公開されたばかりだった。
最近のインタビューは体型も変わり、にこにことしてはいたけれど病み上がりとのことで、調子が良くなさそうな印象だったけれど、まだ早かった。
結婚はしなかったけれど長年のパートナーだったセルジュ・ゲンズブールは、別れてお互い再婚しても付き合いは途切れなかった。
セルジュから家庭内暴力を受けていたのではと噂されていたけど、セルジュに関してネガティブなことは何ひとつ話さなかった。
ケイト、シャルロット、ルーの3人の娘は全て違う父親だけど3人とも仲が良く、セルジュの最後の結婚相手のバンブーとも親しくしていた懐の深さ、あんな自由な人はなかなかいない。
ぼろぼろのバスケットをふだんから使い、プライベートでもパーティでも、自分が出演した映画にも持っていた。
そのバスケットはジェーンのシンボルみたいなものだったけれど、いつもバスケットからジェーンの自由奔放さが話題になるのに腹を立てたルーの父親の映画監督のジャック・ドワイヨンが車で轢いて壊してしまった。
飛行機でジェーンの隣に乗り合わせたエルメスの当時の社長との会話から、整理整頓が苦手でなんでも持って歩けるようにとバーキンのバッグがデザインされた。
今では簡単に手に入りにくくなったバーキンにステッカーや日本の御守りなどをたくさんつけて、バスケットの代わりにどこにでも持って歩くジェーンは、誰よりも気軽にバッグを使いこなしていた。
ここ数年はそのバーキンは重くなったのか、また籐のバスケットを持ち歩いている姿がゴシップ記事になっていたけれど。
まだ20歳そこそこで、生まれたばかりの娘のケイトとイギリスからフランスに渡り、セルジュと出会い一時代を築きあげたミューズだった。
ご冥福をお祈りします。
❄︎


