アメリカのパーティなどのゲームに「ホワイト・エレファント」というのがある。
まずパーティにラッピングしたギフトを持っていく。
大抵は新品だけど家に置いたままの自分が使わないもの、(白い象みたいな)不必要なものを選ぶ。
パーティのホストがそれぞれが持ち寄ったギフトを見えるところに置き、参加者はくじ引きで番号を引く。
参加者は輪になって座り、輪の中心に置いたギフトを1番を引いた人が選んで包みを開ける。参加者は全員それがなにかを確認して次の番号の人が包みを選ぶか、1番の人のギフトを「奪う」。
新しいギフトを開けた人はそれを参加者全員に見せる。
盗られた人は新しいギフトを開けることができ、それをみんなに見せて全員がギフトを開けるまで続ける。
全員が開けたら、また1番の人に戻り、その人がなにかを盗るか、持ってるものをそのままキープするかを決めることができる。
そのあとで何回か交換できたりとか、その時に応じてルールの変更があるかもしれないけどだいたいこんな感じ。
みんなの不用品が思ったより可愛かったり自分には必要だったり、自分の不用品を誰かが喜んでくれたり、なかなかいいアイデアだし楽しいゲームだと思う。
この歌うエンジェルは何年か前のクリスマス・ギフトのラッピング・パーティの時のホワイト・エレファントで友だちのお母さんのローズから「奪った」もの。
奪い返すこともできるルールだったけど、ローズは誰かの持ってきたワインを奪っていた。
誰がこれを出品したのかもう忘れてしまったけど、こんなに可愛いのに要らないなんてと思ったっけ。
わたしはいつだかもらったお皿セットを持って行って、誰かが気に入って持って帰った。
クリスマス・ギフトのラッピング・パーティは子どもが中学生の頃まで友だちのサンディの家で毎年行われていた。
何人もの仲良しのお母さん方が集まっておしゃべりしたり持ち寄った美味しいランチを食べながら家族や友人に買ったギフトをいろんなラッピングペーパーでそれぞれ包む。
まだ下の子がサンタさんを信じてたり、ラッピングペーパーを交換していかにもサンタさんが持ってきたように見せたり、あとは単純にひとりで延々とギフトを包むのって飽きるからみんなで話しながらした方が楽しいし、って意味もあった。
もうみんな子どもも大きくなって、ギフトも特に秘密にする必要もなくなりそうやって集まってラッピングすることもなくなったけれどね。
このエンジェルはそれ以来クリスマスのシーズンが近づくと可愛い歌声が聞こえるような顔で部屋のどこかに立ってる。
見た目重たそうなのに、クリスマスツリーのトッパーとして作られたせいか案外軽くて初めて持った時はちょっと驚いた。
大事なわたしのホワイト・エレファントのエンジェルでした。
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