岡崎京子はマンガ家としてデビューする前から「ポンプ」という雑誌にいつもイラストを投稿して、その時からさっと描いただけみたいなタッチが好きだった。
ゴダールやウォーホールの構図をストーリーにそっと入れたり、主人公が聴いてる曲や読んでる本がわたしの趣味と重なってたり、何かと気になる人だった。
彼女が交通事故に遭ったのを日系の新聞で読んだのははアメリカでだった。事故にあったその道も知ってる。歩道のない暗く狭い道で結婚相手と共に轢かれ、彼女だけ生死を彷徨う重体を負った。
「ヘルター・スケルター」や「リバーズ・エッジ」などの重たいテーマの後期作品ばかりが映画化されてるけど、暗い後期作品に移る手前の「pink」はすごく好きな作品。
主人公のユミちゃんはOLでホテトル(って今でもいうのかな?)でワニを飼ってる。
自由で有言実行でウソがない。
ラストシーンはいつも切なくなる。
春の大掃除で本棚の2段目から見つけてつい読んじゃった。
わたしのは初版です。
読んだことある人いるかな?
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